ケビン・デュラント、ペイカットを受け入れてウォリアーズと再契約合意
ESPNによると、2017ファイナルMVPのケビン・デュラントが現地3日、ゴールデンステイト・ウォリアーズとの再契約に合意。オファーは2年/5300万ドル(1年目の年棒が約2590万ドル)と報じられており、本来ならば年棒3400万ドルのマックス契約を得られていたデュラントが、大幅なサラリー削減を受け入れる形となった。
以前からマックスサラリー以下での再契約に前向きな姿勢を見せていたデュラントだが、最大年棒3160万ドルとなるノン・バード権利での契約も辞退するとは本当に驚き。このデュラントの自己犠牲により、ウォリアーズはアンドレ・イグダーラ(3年/4800万ドル)、ショーン・リビングストン(3年/2400万ドル)の2選手と問題なく再契約し、チャンピオンシップチームの主力を維持できるようになるだけでなく、来季のタックスを大きく軽減することにもなる。
また『USA TODAY Sports』のSam Amick記者によると、もしイグダーラが移籍を決意していた場合、デュラントはルディ・ゲイ獲得用のキャップスペースを確保するために、さらなるペイカットを受け入れる考えもあったという。
今夏のウォリアーズは他に、ステフィン・カリーがリーグ史上最高額となる5年/2億100万ドルのスーパーマックス契約に合意している。
参考記事:「ESPN」