ペリカンズがランス・スティーブンソンと契約
今年のFA解禁から約2ヵ月、ようやくランス・スティーブンソンの次のホームが決まりそうな様子だ。
スティーブンソンのエージェントであるPriority Sportsによると、スティーブンソンは現地9日にニューオリンズ・ペリカンズとの契約に合意。詳細は明かされていないが、NBC SportsのKurt Helin記者によれば、ペリカンズはすでに来季15選手分のギャランティー契約を抱えているため、スティーブンソンがシーズン開幕時にロスター入りできるかどうかは、今のところ保証されていない。
2010年ドラフトでペイサーズから2巡目指名を受けたスティーブンソンは、デビュー3シーズン目にオールラウンダーとして一気に頭角を現し、チームの2年連続カンファレンスファイナル進出に大貢献。その後、ペーサーズからの5年/4400万ドルの再契約オファーを蹴り、さらなるステップアップを求めてシャーロット・ホーネッツにFA移籍するも、チームに上手くフィットすることができず、パフォーマンスが大幅に低下し(シーズン3P成功率が105本中18本の17%)、シーズン終了とともにロサンゼルス・クリッパーズへとトレード放出されてしまった。
クリッパーズでも、2015-16シーズン中盤にはローテーションから完全に外されていたが、2月のトレードデッドラインでメンフィス・グリズリーズに移籍してからは、負傷離脱者続出だったチームの主力の一人として活躍し、26試合で平均14.2得点、4.4リバウンド、2.8アシスト、FG成功率47.4%と好成績を収めている。
▼3月11日ペリカンズ戦、キャリアハイ33得点
プレーオフでは第1ラウンドでスイープされたものの、スティーブンソンは4試合で13.0得点、FG成功率52.3%を平均。来季もこの勢いを維持することができるか?
参考記事:「Yahoo Sports」