マーチン・ゴータットが35歳でNBA引退
「The Polish Hammer」(ポーランドのハンマー)ことマーチン・ゴータットが、プロバスケットボールプレイヤーとしてのキャリアを終える決断をしたようだ。
現地16日、ゴータットはポーランドの報道機関『TVP Info』の取材で現役引退を正式に表明。「キャリアを終える時が来たんだ」と決断について話している。
「1年が経った。1年間、様子を見ようと決めていた。そして引退するという決断に辿り着いた。プロとしてのキャリアは終わりだ」
ゴータットが最後にNBAでプレイしたのはちょうど1年前。2019年2月7日にロサンゼルス・クリッパーズから解雇され、その後はどのチームとも契約していない。今回引退を発表したのは、36歳の誕生日の前日のことだった。
ゴータットは2005年ドラフト全体57位指名を受け、その2年後の2007年にオーランド・マジックと契約してNBAデビュー。キャリア12シーズンを4チームでプレイし、9.9得点、7.9リバウンドを平均している。
▼キャリアベストゲームは2014年プレイオフでの31得点、16リバウンド
00年代後半のマジックでドワイト・ハワードのバックアップビッグを務めたゴータットは、キャリア2年目にしてNBAファイナルを経験。フェニックス・サンズ移籍後に先発センターとして頭角を現し、ワシントン・ウィザーズでも主力の1人としてチームのプレイオフ進出などに貢献した。
全盛期にはタフで頑丈なセンターとして知られたゴータット。メディアの取材で、「ホッケーのように試合中の殴り合いをありにして欲しい」「KDを止めるには彼の脚や腕を折るしかない」とコメントするなど、ユニークな発言をする選手でもあった。
▼ブタと散歩するゴータット
▼ペットのキリンにエサを与えるゴータット
▼強そう
Dziękuję Ci, Marcin!!!
参考記事:「EuroHoops」