パウ・ガソル、来季オプションを破棄へ
サンアントニオ・スパーズのオフシーズンにとって嬉しいビッグニュースだ。
『The Vertical』のAdrian Wojnarowski記者によると、パウ・ガソルが年棒1620万ドルの2017-18プレイヤーオプション契約を破棄する決断をした模様。来季のキャップスペースに余裕がなく、主力の誰かを放出でもしない限り、今夏FAではあまり身動きの取れない状態になるはずだったスパーズだが、これでチーム補強の可能性が広がることになる。なおガソルはスパーズ残留を望んでおり、複数年での再契約をチームと模索しているという。
昨季がスパーズ1年目だったガソルは、64試合の出場で12.4得点、7.8リバウンドを平均。シーズン中盤からはベンチ出場の役割を受け入れるなど、アンセルフィッシュなチームプレイヤーとしてシーズン61勝に貢献した。
▼22得点、6アシスト、FG100%
サンアントニオ・エクスプレスニュースのTom Osborn記者によれば、デイビッド・リーも同じく来季のオプション(160万ドル)を破棄してFAとなる見込み。スパーズが今夏FAでクリス・ポールやゴードン・ヘイワード、カイル・ラウリーらビッグネームの獲得を狙うのであれば、キャップスペースの調整でやらなければならないことはまだまだたくさんあるが、ガソルが高額契約をオプトアウトしてくれるおかげで選択肢が増えた。
また『The Vertical』の記事のよると、マヌ・ジノビリの去就について、最終的な決断は下されていないものの、今のところ現役続行の方向に傾いているとのこと。今夏はスパーズにとって予想以上にポジティブなオフシーズンになるかもしれない。
参考記事:「Yahoo Sports」