スパーズのR・C・ビュフォードGMが2015-16最優秀エグゼクティブ賞を受賞
NBAが現地9日、サンアントニオ・スパーズGMのR・C・ビュフォードが2015-16シーズンの最優秀エグゼクティブ賞(エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー)に選出されたことを発表した。
シーズンで最も優秀だったゼネラルマネージャーに贈られる同賞は、NBAのGM30人による投票の結果、ビュフォードが1位票9票で77ポイントを獲得。1位票数はブレイザーズのニール・オルシェイGMの方が多かったが、合計ポイントで上回った。ビュフォードが最優秀エグゼクティブに輝くのは、2014年に次いで通算2度目となる。
▼投票結果
票数 (1位-2位-3位) |
Pts | |
R・C・ビュフォード (スパーズ) |
9-10-2 | 77 |
ニール・オルシェイ (ブレイザーズ) |
10-3-4 | 63 |
ボブ・マイヤーズ (ウォリアーズ) |
5-4-1 | 38 |
マサイ・ウジリ (ラプターズ) |
2-2-2 | 28 |
リッチ・チョー (ホーネッツ) |
1-2-6 | 17 |
「彼がいなければ我々は道に迷ってしまうだろう、こう表現するのが最も適切かもしれない。彼の組織能力や洞察力、先を読む力、そして賢明な決断を下せる能力は群を抜いている。もし彼がいなかったなら、球団の成功をこれほど長期にわたり持続させるのは極めて難しかったはずだ」
– グレッグ・ポポビッチ
スパーズは、昨年のオフシーズンにティアゴ・スプリッターのトレード放出などでキャップスペースをクリアし、大型FAラマーカス・オルドリッジのリクルート合戦に勝利した他、大ベテランのデビッド・ウェストをミニマム契約で獲得。ビッグスリー時代の終わりが迫る中、再建モードに突入することなく、見事にチームのコアをシフトさせ、今季は球団最高記録となる67勝15敗を達成した。この成功は、ポポビッチHCの言う通り、ビュフォードGMの手腕によるところが大きい。
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参考記事:「ESPN」