トレイ・ヤングが再び足首捻挫で離脱
現地27日、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングがステートファーム・アリーナで行われたミルウォーキー・バックス戦で足首を負傷し、試合を途中退場。2カ月前に捻挫したのと同じ右足首だった。
ヤングが負傷したのは第2Q終盤。ペイントに攻め入ろうとした際にバランスを崩して足首を捻り、チームメイトの手を借りながらロッカールームへと退場した。
ホークスによると、X線検査では問題なしとのこと。復帰時期については不明だが、28日のシカゴへの遠征には同行しないようなので、少なくとも1試合は欠場することとなる。
ヤングは試合後、怪我の状態について「すごく痛い」とコメントした。
「前回の捻挫も酷かったけど、今回も痛かった。特に捻挫した瞬間が物凄く痛かった。比べるのは難しい」
なお前回の捻挫の時は、怪我から1週間後に戦線復帰。今回の怪我もプレイを見る限りではそれほど深刻ではなさそうだが、2カ月で同じ箇所を2度も捻挫したというのが気になるところ。クセにならないように100%完治するまでじっくり休んでほしい。ヤングは大学時代からステフィン・カリーと比較されていたが、NBAキャリア前半の捻挫癖だけは真似して欲しくないところだ。
今季のヤングは31試合でリーグ4位の28.5得点とリーグ5位の8.3アシストを平均。頻繁にダブルチームを受けるなど、オフェンス面ではプロ2年目の選手とは思えないほどのインパクトを残している。スタッツだけを見れば、オールスター選出がほぼ確実だと言える数字だが、マイナス要素としてディフェンスが超絶苦手なのと、ホークスの成績不振(6勝26敗)があるので、リザーブの選出権を持つリーグのヘッドコーチたちがこの辺りをどう評価するか?
参考記事:「ESPN」