クリーブランド・キャバリアーズが第6戦圧勝でECファイナル進出
現地14日、クリーブランド・キャバリアーズがシカゴ・ブルズとのECセミファイナル第6戦に21点差で快勝。4勝2敗でシリーズを勝ち抜け、球団史上5回目、6年ぶりのイースタンカンファレンス・ファイナル進出を決めた。
この日のキャブスは、第2Q序盤にカイリー・アービングが左ひざの怪我を悪化させ、一時ロッカールームへと退場。大苦戦を強いられるように思われたが、ロールプレーヤーたちが大きくステップアップした。
まず同点で迎えた第2Q残り11分から、イマン・シャンパートがハーフタイムまでに11得点を挙げ、キャブスは25-11のランを展開。二桁得点差を保ったまま迎えた第4Q序盤には、マシュー・デラベドバの3連続フィールドゴールでリードを20点に拡大し、一気に勝負を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CLE | 33 | 25 | 15 | 21 | 94 |
CHI | 31 | 13 | 16 | 13 | 73 |
キャブスは、レブロン・ジェイムスが15得点、11アシスト、9リバウンドをマーク。デラベドバは11本中7本のシュートを沈めてチームハイの19得点を獲得した他、デリック・ローズを相手に蟹ばさみを用いることなく素晴らしいディフェンスをみせた。トリスタン・トンプソンは13得点、17リバウンドを記録している。
▼デリー!!
▼パーキンスのショットクロック後スリーに盛り上がるキャブス
第6戦のキャブスは、53-32のリバウンド差でインサイドを圧倒しながら、ブルズのFG成功率をわずか37.5%に抑えた。
敗れたブルズは、ジミー・バトラーがゲームハイの20得点、デリック・ローズが14得点を獲得。二桁台の得点を獲得できたのはこの2人だけで、2試合の離脱から復帰したパウ・ガソルは、キャブスのビッグマンに圧倒され8得点に終わっている。
ブルズは試合の出だしこそ好調だったものの、中盤からオフェンスがまったく機能せず、第2Q~4Qの3クォーター合計で42点しかスコア出来なかった。
ボックススコア:「NBA/Stats」