【ATL-BOS第3戦】アイザイア・トーマスがキャリアハイ42得点
ボストン・セルティックスのアイザイア・トーマスが、現地22日に行われたアトランタ・ホークスとの第1ラウンドシリーズ第3戦で自己キャリア最多の42得点をマーク。セルティックスをホームでの勝利へと導き、シリーズを1勝2敗とした。セルティックスの選手がプレーオフの試合で40得点を超えるのは、球団史上9人目となる。
第2戦はFG成功率26.7%の16得点に抑えられたトーマスだが、この日の試合では序盤からアグレッシブに攻め、第1Qだけで16得点を獲得。勢いに乗ったセルティックスは、最初のクォーターを37-20で上回って主導権を握ると、第3Q序盤にはリードを64-45の19点に拡大する。
対するホークスは、そこから33-13のランで猛反撃を仕掛け、第3Q残り1分で逆転に成功。その後、第4Qは1~2ゴール差を争う大接戦となったが、セルティックスの4点リードで迎えた残り時間1分50秒に、トーマスがプルアップからのロングスリーを沈め、試合を大きく動かした。
▼トーマス、キャリアハイ42得点
トーマスは試合前にアレン・アイバーソンからメールを受け取っていたらしい。その内容は、「戦い続けろ。ホークスは本拠地でやるべきことをやった。次はお前たちがホームでプレーするチャンスを生かす番だ」という激励のメッセージだったという。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ATL | 20 | 25 | 33 | 25 | 103 |
BOS | 37 | 20 | 22 | 32 | 111 |
セルティックスはトーマスの他、エバン・ターナーが17得点/7アシスト/5スティール、ヨナス・イェレブコが11得点/12リバウンドのダブルダブルを記録。ヘッドコーチ就任3年目のブラッド・スティーブンスHCにとっては、初のプレーオフ白星となる。
▼チャンスがあればレブロンをディスるBOSファン
▼マーカス・スマートは今季のベストフロップを披露
このスマートのフロッピングについて、カイル・コーバーは試合後:
「このシリーズを通して何度もあった。僕はそれほど強くないよ」
敗れたホークスは、ジェフ・ティーグが23得点、デニス・シュローダーとケント・ベイズモアがそれぞれ20得点を獲得。コーバーは5本のスリー成功で17得点を記録した。
ホークスとセルティックスのシリーズ第4戦は、現地24日に再びガーデンで行われる。
ボックススコア:「NBA」