マッカラムとノビツキーがラスト1分にクラッチショット連発
現地7日にアメリカン・エアラインズ・センターで行われたダラス・マーベリックス対ポートランド・トレイルブレイザーズの対戦は、終盤に両者クラッチプレー連発でリードを奪い合う最高にスリリングな大接戦が繰り広げられた。
ブレイザーズの2点リードで第4Qラスト1分に突入した試合は、ハリソン・バーンズのスティールからダーク・ノビツキーが残り38秒にトランジションスリーを沈め、マブスが逆転に成功。対するブレイザーズは、タイムアウト明けのポゼッションでC.J.マッカラムがミドルレンジを沈め、すぐにリードを奪い返す。
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続いてマブスのデビン・ハリスがレイアップを決めるが、その直後にマッカラムがファウルを受けながらレイアップをねじ込み3点プレーを成功させ、ブレイザーズがすぐに2点リードを奪還。タイムアウトが残されていなかったマブスは、新加入のヨギ・フェレルが素早くボールを運び、残り6秒でウィングにいたノビツキーにラストショットを託した。
ノビツキーのクラッチスリーで勝負あったかと思われたが、ブレイザーズはマッカラムが再びステップアップ。インバウンズパスを受け取り、ドリブルでディフェンダー2人の間を抜けると、残り0.3秒でフローターを沈めて、大接戦に終止符を打った。
勝利したブレイザーズは、マッカラムが32得点、デイミアン・リラードが29得点を記録。マブスは、ハリソン・バーンズが26得点、ノビツキーが25得点、ウェスリー・マシューズが23得点をマークした。
これでブレイザーズが23勝30敗のウェスト9位、マブスが20勝32敗の10位タイとなり、両チームの直接対決成績は2勝2敗。この日の試合結果は、後の8位シード争いで大きく影響することになるかもしれない。
ボックススコア:「NBA」