カイリー・アービングがバックス戦で神業ムーブを何度も披露
カイリー・アービングのボールハンドリングはやっぱり凄かった。
ケビン・デュラントが「スキルの面ではアレン・アイバーソンよりも上」と大絶賛した通り、アービングのドリブルから1対1でスコアする能力は恐らく歴代屈指で、ゾーンに入った時のショットクリエイトは神懸っている。現地26日に行われたミルウォーキー・バックス戦でも、その実力を存分に披露し、TNTの中継でコメンテーターを務めていたレジー・ミラーを何度も唸らせた。
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ドリブルで揺さぶりながら、ヘルプディフェンスとの間をスピンムーブですり抜けて、フローターでフィニッシュ。マルコム・ブログドンはカイリーに対してほぼ完璧な1on1守備を見せたが、ダブルチームのわずかなギャップを突破された。
この日のアービングは、自ら得点するだけでなく、クロスオーバーからのペネトレーションで守備を引っ掻き回し、オープンシューターにキックアウトパスを出すプレイメークも光っていた。
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個人的なお気に入りは、第4Q終盤でヤニス・アデトクンボ相手に見せたヘジテーションムーブ。
左手をボールに添えるシュートモーションのような動きをしてディフェンダーをフリーズさせ、その一瞬の隙にドライブで抜き去り、ヘルプの上を通り越すフローターでフィニッシュ。デュラントも言っていたが、どれだけタフなディフェンスが相手でも、アービングのショットがブロックされるのを見たことがない気がする。ただ、後ろからブロックに跳んで、もう少しでボールに手が届きそうだったアデトクンボもとんでもない化け物だ。
この日のアービングは、35分の出場で24得点、7アシストをマーク。さらに4本のスリーを沈めたアル・ホーフォードがチームハイの27得点を記録し、セルティックス(3勝2敗)が開幕2連敗から一転、3連勝を達成した。
一方のバックス(3勝2敗)は、MVP級のパフォーマンスを続けるアデトクンボが28得点、10リバウンド、7アシストをあげている。
ボックススコア:「NBA」