ケンバ・ウォーカー、シュートミスでシミーダンスの珍プレー
やはりシュートセレブレーションは、ボールが完全にリムをくぐったのを確認してからやるのがベストだ。
現地29日に行われたシャーロット・ホーネッツ対マイアミ・ヒート戦でのこと。ホーネッツの7点リードで迎えた第4Q残り1分10秒に、ケンバ・ウォーカーがショットクロックぎりぎりでトップ・オブ・ザ・キーからロングスリーを放つ。前のポゼッションでもスリーを決めて勢いに乗っていたウォーカーは、これでとどめの一撃だとでも思ったのだろう。シュートが入りかけたところでゴールに背中を向け、シミーダンスのセレブレーションを始めるのだが、ボールは惜しくもリムからはじき出されてしまった。
早とちりなセレブレーションといえば、ニック・ヤング。
ヤングの親友であるギルバート・アリーナスは、カッコよく決めていた。
Shaqtin’ A Foolな失敗があったものの、この日のウォーカーは22得点、7リバウンド、4アシストの大活躍。ホーネッツは91-82でシーズン成績をイースト3位タイの19勝4敗とした。
今季のウォーカーは、ジョン・ウォールやカイリー・アービング、カイル・ラウリーらイーストのトップPGに勝るとも劣らない好シーズンを送っている。ここまでの32試合では、22.3得点、5.4アシスト、1.3スティール、2.1ターンオーバーを平均。特にアウトサイドショットが上達しており、3P成功率でキャリア初となる4割超え(40.9%)を記録している。2年前なら、相手チームはウォーカーに対してスクリーンをアンダーし、苦手だったロングレンジを打たせるように仕向けていたが、もはやその戦略は通用しない。
またプレーメイキング力も高く、ピック&ロールからのポケットパスなども絶妙。今年こそは、初のオールスター選出も夢じゃない。
ボックススコア:「NBA」