MSGラストゲームのビンス・カーターにスタンディングオベーション
現地12月17日に行われたアトランタ・ホークス対ニューヨーク・ニックス戦は、今季限りでの引退を表明しているビンス・カーターにとって、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でのキャリア最後の試合となった。
第1Q序盤、カーターがベンチからチェックインする際、ニックスの場内アナウンサーは「ホークスの選手交代。マディソン・スクエア・ガーデンでのラストゲームとなる背番号15番、ビンス・カーター!」と現役22年目のレジェンドを紹介。するとMSGではスタンディングオベーションが巻き起こり、カーターは笑顔で手を挙げながら敵地での温かい声援に応えた。
ホークスがニックス本拠地に遠征するのは、今季はこれで最後。なのでニックスのアナウンサーは「MSGでのラストゲーム」と宣言した。
ただカーターがもう一度マディソン・スクエア・ガーデンでプレイする可能性はゼロじゃない。もしニックスとホークスがプレイオフで対決すればの話だが…。ニックス自身がシーズン3分の2を残した時点ですでにその可能性を完全に排除しているところが少し笑える。
なおカーターが初めてMSGのフロアに立ったのは、約21年前の1999年2月16日。当時のカーターはトロント・ラプターズに所属しており、ニックスにはパトリック・ユーイングやアラン・ヒューストンがいた時代だ。
カーターはMSGでのラストゲームに24分出場して15得点をマークした。
同日の試合は、ニックスが143-120で圧勝。ルーキーのRJ・バレットがキャリアハイの27得点を獲得した。ニックスはデイビッド・フィズデイルHCの解雇から3勝3敗と調子を上げている。
ボックススコア:「NBA」