ラッセル・ウェストブルックが51得点のトリプルダブルを記録
現地28日にチェサピーク・エナジー・アリーナで行われたオクラホマシティー・サンダー対フェニックス・サンズ戦で、約40年ぶりの快挙が達成された。
オーバータイムに及ぶ大接戦となったこの日の試合で、サンダーのラッセル・ウェストブルックは45分の出場で51得点、13リバウンド、10アシストを獲得。50得点以上でのトリプルダブルが記録されたのは、1975年のカリーム・アブドゥル・ジャバー以来初だ。
サンズに最初のピリオドだけで40得点を奪われ、一時は18点ビハインドに陥ったサンダーだが、後半に入ってからウェストブルックが怒涛の猛反撃を展開。フィールドゴール44本中17本と成功率はやや低く(アテンプト数でキャリアハイ)、クラッチタイムにも攻撃を焦ってタフショットに失敗してしまうような場面もあったが、1点差で迎えた延長戦残り8秒には、鋭いペネトレーションから逆転のレイアップをねじ込むファインプレーをみせ、チームを勝利に導いた。
ESPNによると、この日のウェストブルックの記録は、ウィルト・チェンバレン、エルジン・ベイラーに次いで、歴代最多得点3位タイでのトリプルダブルだという。
サンダーはウェストブルックの他、ビクター・オラディポが21得点、スティーブン・アダムスが9得点、10リバウンド、アンドレ・ロバーソンが9得点、11リバウンド、5スティールをマーク。サンズは、TJ・ウォーレンが18本中13本のFGを成功させ、キャリアハイの30得点を記録した。
ボックススコア:「NBA」