【サンデーレポート Vol.20】4月14日~20日: 2013-14シーズンのベストプレーいろいろ
NBA第25週のまとめ記事。
【Vol.20】NBA第25週 – 4月14日~20日
順位表(最終結果):
スパーズが強い理由
サンアントニオ・スパーズがまた新たな偉業を成し遂げた。2013-14シーズンで、平均出場時間が30分を超えた選手が一人もいなかったのだ。NBAとABAが1976年に統一されて以来、初の快挙となる。
最もプレー時間が多かったのはトニー・パーカーで、平均29.4分。次にティム・ダンカン(29.2分)、クワイ・レナード(29.1分)と続き、合計で8選手が20分以上を平均した。
この記録が意味するものは、「スーパースターに依存していない」、「ベンチの層が厚い」、「全員の役割分担がちゃんとできている」ということ。これで今シーズンのベストレコードを勝ち取ったのだから、スパーズはチームバスケの完成系といっても過言じゃない。
今季のスパーズはアシスト数と3P成功率でリーグ1位、FG%成功率ではリーグ2位を記録。ボールがうまくシェアできている証拠だ。それから、チーム全員で自分撮りしたりと仲が良さそう…。
カーメロ「お金は関係ない」
NBAデビュー11年目にして、初めてプレイオフ進出を逃すこととなったニックスのカーメロ・アンソニー。シーズン終了後のインタビューで心境を語った際に、オフシーズンのフリーエージェンシーについてちょっと意味深な発言をした:
「(ニックスに)戻ってきたい。でも勝ちたい」
「これ以上、負け越しシーズンに耐えられるかわからない」
「今の時点でお金は関係ない」
その一方でカーメロは、「もしこの先5年間でハイレベルな競争ができる環境になれるならば、どんな契約内容であろうとも、僕はニックスに残りたい。去りたいなんて1度も口にしたことはないよ」とも語っている。このオフシーズンにニックスは最大で5年/1億2900万ドルのオファーを提示することができるが、果たしてどうなることか…。
NBA史上初、チームメイトが3ポイント成功数でリーグトップ2
ウォリアーズのステファン・カリーとクレイ・トンプソンが、今シーズンの3ポイント成功数でリーグ上位1,2を独占した。
3P成功数 | 成功率 | 平均得点 | ||
1 | ステファン・カリー | 261 | 42.4% | 24.0 |
2 | クレイ・トンプソン | 223 | 41.7% | 18.4 |
3 | デイミアン・リラード | 218 | 39.4% | 20.7 |
同じチームの選手がスリーポイント成功数で1,2フィニッシュするのは、NBA史上初の快挙となる。
画像いろいろ:
1.ジョアキム・ノアのフリースロー
2.もしプレイオフがレギュラーシーズンの直接対決成績通りに進むと…
3.奥さんの卒業アルバムをみてたらJ.R.スミスが出てきたんだってさ
シーズントッププレー動画集:
1.ダンク編
2.クロスオーバー編
3.カーメロ・アンソニー編
4.カイリー・アービング編
5.ゴラン・ドラギッチ編
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