【サンデーレポート Vol.33】1月26日~2月1日: ホークスが17勝無敗で1月をクリア
NBA2014-15シーズン第14週の気になるニュースや動画をざっとまとめました。サンデーレポートは毎週日曜日にアップします。
【Vol.33】2014-15第14週 – 1月26日~2月1日
順位表(2月1日現在):
ウェスト | イースト | |||
1 | ウォリアーズ | 37-8 | ホークス | 40-8 |
2 | グリズリーズ | 35-12 | ラプターズ | 33-15 |
3 | クリッパーズ | 33-15 | ウィザーズ | 31-17 |
4 | ブレイザーズ | 32-16 | ブルズ | 30-19 |
5 | ロケッツ | 33-15 | キャブス | 29-20 |
6 | マブス | 32-17 | バックス | 25-22 |
7 | スパーズ | 30-18 | ヒート | 20-26 |
8 | サンズ | 28-21 | ホーネッツ | 20-27 |
9 | ペリカンズ | 25-22 | ネッツ | 18-28 |
10 | サンダー | 23-24 | ピストンズ | 18-30 |
11 | ナゲッツ | 19-29 | セルティックス | 16-29 |
12 | キングス | 17-29 | ペイサーズ | 17-32 |
13 | ジャズ | 17-30 | マジック | 15-35 |
14 | レイカーズ | 13-34 | シクサーズ | 10-38 |
15 | ウルブズ | 8-39 | ニックス | 9-38 |
今週の歴史
- 1967年2月1日 – アメリカン・バスケットボール・アソシエーション(ABA)が誕生。しかしその9年後には財政難に陥り、1975-76シーズンを最後に解散。ナゲッツ、ネッツ、ペイサーズ、スパーズの4チームがNBAに加入して、その短い歴史に幕を閉じた
- 1984年1月29日 – NBA初のオールスターサタデーがデンバーで開催された。第1回のスラムダンクコンテストは、ツーボールのウィンドミルを成功させたラリー・ナンスが、1976年ABAダンクコンテスト勝者のジュリアス・アービングを抑え優勝(動画)
- 1984年2月1日 – デビッド・スターンが4代目のNBAコミッショナーに就任。財政難に陥っていた当時のNBAを再建し、就任からちょうど30年後の2014年2月1日に引退した
- 1995年1月26日 – 1995年オールスターのファン投票で、グラント・ヒルがルーキーとして史上初めてリーグ最多票数を獲得し、チームイーストの先発に選ばれた(128万9585票)
- 1996年1月30日 – HIVウイルスへの感染が原因で1991年のNBAファイナル出場を最後に引退したマジック・ジョンソンが、ロサンゼルス・レイカーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの試合で5年ぶりに現役復帰。19得点、10アシスト、8リバウンドを記録し、レイカーズを勝利に導いた
ニュース:
・ホークスが1月全勝
今季絶好調のアトランタ・ホークスが現地31日の試合でシクサーズを下し、フランチャイズ連勝記録を19に更新。1月の17試合すべてを無敗で乗り切り、今季1番乗りで40勝目を挙げた。
▼ホークスの1月平均スタッツ
得点 | 失点 | FG% | アシスト |
105.6 (リーグ5位) |
93.7 (リーグ5位) |
48.1 (リーグ2位) |
27.0 (リーグ2位) |
1月のホークスは平均11.9の得点差マージンで勝利。スターター全員が12得点以上を平均するという見事なチームプレーで、グリズリーズやブレイザーズ、サンダー、ラプターズなどの強豪チームを撃破している。
今季のホークスは、ウェスタンカンファレンスとの対戦成績が13勝2敗。ホークスを破ったウェストのチームはスパーズとレイカーズだけだ。
・ホワイトサイドが1Qのリバウンド数で球団新記録
マイアミ・ヒートのハッサン・ホワイトサイドが、30日に行われたダラス・マーベリックス戦の第1Qに、6オフェンスリバウンドを含む14リバウンドを獲得。1ピリオドにおけるリバウンド数のフランチャイズ最多記録を更新した。わずか8分間でだ!
▼ホワイトサイド、30日マブス戦ハイライト
この日のホワイトサイドは最終的に28分の出場で16得点、24リバウンドを記録。試合は前半終了時点で12点差をつけていたヒートだが、第3Q残り3分~第4Q残り3分にかけてマブスから37-2のランを食らい、大逆転負けを喫した。
・ヤングからコービーへのアシストが今季0本で終了
今季のニック・ヤングは35試合で合計34本のアシストを記録している。その中で、合計287分間フロアをシェアしたコービー・ブライアントへのアシストは1本もなかった(ソース)。
・ボッシュとウェイドのマイアミコンビが5年連続でオールスター選出
同じチームから同じ2選手が5年連続でオールスターに選出されるのは、1999~2004年のコービー/シャックコンビ以来初となる。ウェイドは通算11回目、ボッシュは通算10回目。
・トニー・パーカーが歴代最速で700勝
https://twitter.com/spurs/status/561297939352395776/
スパーズが現地28日のホーネッツ戦に勝利したことで、トニー・パーカーはNBA史上最速でキャリア通算700勝目に到達した選手となった(出場数973試合)。
・ピアース、新世代のプレーヤーたちがトラッシュトークしなくなった理由について
ポール・ピアースは、長年にわたり同世代の選手たちと繰り広げてきた古き良きトラッシュトークの日々が懐かしくてたまらないらしい。現地27日に行われたウィザーズ対レイカーズ戦の試合前、ピアースは肩の負傷でシーズン全休が決まったコービーとの思い出について、こんなコメントを残した。
「俺とコービーは旧世代の数少ない残りの2人だ。(コービーと対戦するときは)コート上でそんな話をする。トラッシュトークも入れながらね。それから、最近はトラッシュトークをする選手がいなくなった、なんて話もした。最近の奴らはみんな仲良しなんだ。今の世代は、俺たちの古い世代にくらべて競争心が欠けていると思う」
– ポール・ピアース
その理由は?
「コンピューター。みんなパークに行く代わりにNBA2Kをやっているからだよ」
– ポール・ピアース
画像:
1.ガソルのLA初凱旋でレイカーズが「Thanks Pau」Tシャツを球場のファン全員にプレゼント
2.カイル・コーバー × 4=?
3.NBAからカンファレンスをなくした場合のプレイオフシーディング(あるべき姿)
動画:
1.ダンカンの2014-15トップ10プレー
2.ジョン・ウォール、スルー・ザ・レッグ・バウンスパス!
3.今年一のラッキーショット by ゴーギー・ジェング
4.ルー・ウィリアムズ、スライディングをかわしながらカウント・ワンスロー!!
5.マジック・ジョンソン、5年ぶりの現役復帰(1996年1月30日)
6.アデトクンボ、豪快にウィンドミル
7.ハリー・ザ・ホークのダンススキル(ホークスマスコット)
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