ドラ1のケイド・カニングハムがサマーリーグ3戦目で爆発、スリー7本成功から24得点
NBAでは現地13日、ラスベガスで開催されているサマーリーグの試合で、デトロイト・ピストンズがニューヨーク・ニックスに93-87で勝利。2021ドラフト1位指名のケイド・カニングハムがチーム最多の24得点をあげる活躍で、ピストンズを大会3試合目にして初勝利へと導いた。
この日のカニングハムは28分の出場で10本中7本の3ポイントショットに成功。キャッチ&シュートのスリーを高確率で沈めつつ、後半にはピック&ロールやアイソレーションからのプルアップも決めるなど、シュートタッチが絶好調だった。
カニングハムは今大会3試合で26本中13本のスリーを成功させ、18.7得点を平均中。オン/オフボールの両方で3Pを打てるのは貴重なスキルだ。リリースも速く、シューターとしてはすでにNBAでも通用するレベルだろう。
その一方で少し気になるのは、フリースローが3試合で合計わずか2本と、シューティングファウルをまったく稼げていないところ。また4.0ターンオーバーに対して2.3アシストを平均と、ドラフト時に評価の高かったゲームメイクもなかなか安定しない。
敗れたニックス(2勝2敗)は、2年目フォワードのオビ・トッピンが31得点で大奮闘。第4Q序盤での21点ビハインドから猛反撃を展開し、残り時間30秒には3点差まで巻き返したが、ピストンズはそこからセイビン・リーが6本連続でフリースローを沈めて逃げ切った。
ボックススコア:「NBA」