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アワード ファイナリスト
2017 5 21

2016-17シーズンアワードのファイナリストが決定

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NBAが現地19日、MVPやDPOYを含む2016-17シーズンアワードのファイナリストを公開した。

これまでは4月と5月にバラバラで発表されていたレギュラーシーズンアワードだが、今年は史上初めてファイナル終了後の6月26日にまとめて発表される予定。それに先立ち、各部門からそれぞれ最終候補選手3名が明らかになった。

MVP

The finalists for the 2016-17 KIA Most Valuable Player are… #NBAAwards pic.twitter.com/x6XN6CdreY

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 20, 2017

  • ラッセル・ウェストブルック:31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストのシーズントリプルダブルを平均し、さらに1シーズンのTD数(42回)でオスカー・ロバートソンの歴代記録を更新。今季サンダーはウェストブルックがトリプルダブルを獲得した試合で33勝9敗の好成績を収めている。
  • ジェイムス・ハーデン:NBA史上初めて、1シーズンで2000得点を自らスコアすると同時にチームの2000得点にアシスト。得点でウェストブルックに次ぐリーグ2位、アシストでリーグ首位を記録した。
  • カワイ・レナード:攻守の要として、ティム・ダンカンがいなくなったスパーズを2季連続の60勝シーズンへと牽引。平均得点(25.5)とスティール(1.8)でリーグトップ10に入った。

レブロン・ジェイムスがMVP投票の上位3位に入らなかったのは2008年以来初となる(2007-08のトップスリーはコービー、クリス・ポール、ケビン・ガーネットでレブロンが4位)。

他のアワードのファイナリストは以下の通り:

ルーキー・オブ・ザ・イヤー

The finalists for the 2016-17 KIA NBA Rookie of the Year are… #NBAAwards pic.twitter.com/wtK6PKplDv

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 19, 2017

  • ジョエル・エンビード(76ers):今季ルーキー最多となる20.2得点、7.8リバウンド、2.5ブロックを平均したが、怪我のためわずか31試合の出場にとどまった。
  • マルコム・ブログドン(バックス):全体36位指名の新人ながらバックスのメインローテーションに入り、75試合中28試合で先発。スティールとアシストでルーキー1位。
  • ダリオ・サリッチ(76ers):81試合の出場で12.8得点、6.3リバウンド、2.2アシストとオールラウンドに活躍。5試合で20得点/10リバウンド以上のダブルダブルを達成している(今季ルーキー最多)。
DPOY

The finalists for the 2016-17 KIA Defensive Player of the Year are… #NBAAwards pic.twitter.com/pYV3KFW7NW

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 20, 2017

  • ドレイモンド・グリーン:リーグ首位かつキャリアハイの平均2.03スティールを記録。NBA.comのトラッキングデータによると、今季のグリーンは対戦相手のゴール下FG成功率を44%に抑えている。
  • ルディ・ゴベール:ブロック数(2.6)でリーグ1位。リム守備(対戦相手のゴール下FG成功率)でもリーグベストの43.9%を記録した。
  • カワイ・レナード:スティールでリーグ6位。もし選出されれば、ドワイト・ハワードに次いで史上2人目の3年連続DPOYとなる。ESPNによれば、今季のレナードがアイソレーションでスコアされたのは、シーズン合計でわずか40得点だという(43アイソレーション・ポゼッション中)。
MIP

The finalists for the 2016-17 KIA NBA Most Improved Player are… #NBAAwards pic.twitter.com/hRMlamT54C

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 19, 2017

  • ヤニス・アデトクンボ:80試合にスタメン出場し、合計1832得点(リーグ14位)、700リバウンド(15位)、434アシスト(18位)、131スティール(9位)、151ブロック(15位)を獲得。主要スタッツ5項目でそれぞれリーグトップ20位以内に入った選手は、アデトクンボが史上初。
  • ルディ・ゴベール:キャリアハイの12.8リバウンドを平均(リーグ4位)。また昨季の9.1得点から14.0得点に伸び、オフェンス面でも成長した。
  • ニコラ・ヨキッチ:得点、アシスト、リバウンドが大きく上昇(16.7得点、9.8リバウンド、4.9アシスト)。オールラウンド・ビッグマンとして躍進を遂げ、今季はトリプルダブルを6回達成している。

今季のMIPファイナリストは3人ともインターナショナル勢。

シックスマン賞

The finalists for the 2016-17 KIA NBA Sixth Man Award are… #NBAAwards pic.twitter.com/KPZmUEf7YX

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 20, 2017

  • アンドレ・イグダーラ:スリー成功率でウォリアーズ移籍以降の自己ベストとなる36.2%を記録。76試合のベンチ出場で7.6得点を平均した。
  • ルー・ウィリアムズ:自己キャリアベストかつベンチ選手としてはリーグ最多となる17.6得点を平均。合計で163本のスリーを成功させた。
  • エリック・ゴードン:ベンチ選手の中でウィリアムズに次いでリーグ2位の16.2得点を平均。3p成功数では、カリー、トンプソン、ハーデンに次ぐリーグ4位(246本)。
コーチ賞

The finalists for 2016-17 NBA Coach of the Year are… #NBAAwards pic.twitter.com/MNyafMTyJs

— NBA on TNT (@NBAonTNT) May 19, 2017

  • グレッグ・ポポビッチ(スパーズ):スパーズは20シーズン連続のプレーオフ進出、さらに2年連続での60勝到達を達成(球団史上初)。また昨季に続いてディフェンシブレーティングでリーグトップとなった。
  • エリック・スポールストラ(ヒート):開幕11勝30敗のスロースタートからシーズン残りの試合を30勝11敗で大きく勝ち越し、勝率5割に到達。ESPNによると、オールスターが1人もいないチームが二桁の連勝記録を達成したのは、今季のヒートが史上2チーム目だという。
  • マイク・ダントーニ(ロケッツ):今季ロケッツは、ハーデンをシューター3人+ロールマンで囲むピック&ロールオフェンスが大当たり。歴代新記録となるシーズン1181本のスリーを成功させ、リーグ3位となる55勝27敗の好成績を収めた。

Image by Keith Allison

参考記事:「ESPN」

2017オールNBAチーム: ハーデンが満票で1stチーム選出 【BOS-CLE第2戦】キャブスが記録的な大勝利、シリーズ2-0に

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