2017NBAアワード:ファン投票のアワード
史上初の試みとなったシーズンアワードの表彰式『NBA Awards』では、MVPや新人賞、DPOYなど従来の賞の他に、ダンク・オブ・ザ・イヤーやアシスト・オブ・ザ・イヤーなど、ファン投票により選出される新たなアワードが追加された。各アワードの受賞者が発表されてからすでに1ヵ月になるが、せっかくなので…。
ダンク・オブ・ザ・イヤー
ビクター・オラディポ
他にノミネートされていたのは、ラリー・ナンスJr.とザック・ラビーンのポスタライズダンク。個人的には、真正面から叩き込んだナンスやラビーンのダンクの方がインパクト大だったが、オラディポのダンクは相手がドワイト・ハワードだったというのも高評価につながったのかもしれない。
アシスト・オブ・ザ・イヤー
ドレイモンド・グリーン&ステフィン・カリー
ウォリアーズのチームワークを象徴するようなアシスト。他のノミネートは、ニコラ・ヨキッチのノールックパスとクリス・ポールのラップ・アラウンド・パス。個人的には、クリス・ポールのアシストが“熟練の技”という感じがして好み。
ブロック・オブ・ザ・イヤー
カワイ・レナード
他にノミネートされたハッサン・ホワイトサイドとクリスタプス・ポルジンギスのブロックの方が、ブロックとしては印象的かもしれないが、レナードのブロックは勝敗を決するプレイだった。
ゲームウィナー・オブ・ザ・イヤー
ラッセル・ウェストブルック
ウェストブルックはこの試合でシーズン42回目のトリプルダブルを達成し、1シーズンのトリプルダブル数でNBA新記録記録を樹立。歴史的な夜をブザービーターという最高の形で締めくくった。
他にノミネートされたのは、タイラー・ユリスのブザービーターとカイリー・アービングの決勝ターンアラウンド・ジャンパー。
トップ・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー
クレイ・トンプソン(ペイサーズ戦)
29分の出場で8本のスリーを含む33本中21本のFG成功から60得点をマーク。この日のトンプソンはボールタッチの回数が57回、ドリブルの回数が11回、合計ボール保持時間がわずか90秒と、信じられないような効率で得点を積み上げた。
他のノミネートは、ニックス戦のジェイムス・ハーデン(53得点、17アシスト、16リバウンド)とマジック戦のラッセル・ウェストブルック(歴代最多得点でのトリプルダブル)。
ベスト・スタイル
ラッセル・ウェストブルック
オフコートでも圧倒的な存在感。
参考記事:「NBA」