アンドレス・ノシオーニが現役引退を発表
00年代中盤のシカゴ・ブルズで活躍し、現在ユーロリーグのレアル・マドリードに所属するアルゼンチン代表のアンドレス・ノシオーニが、今季限りでプロ人生に別れを告げる決意した模様だ。
ノシオーニは現地3日、Twiterで引退の意向を発表。
「数多くの戦いをしてきた。ベンチに下げられるたびに水のボトルをフロアに叩きつけるのは、これで終わりにするよ。大人になる決心をしたんだ。これで終わり。僕の品行や習慣を改善する必要がある。だけど自分の気性を変えるのは無理だと明確に分かっているので、引退する。追い出される前に、自分から出ていくよ」
– アンドレス・ノシオーニ
1995年に母国アルゼンチンのリーグでプロデビューしたノシオーニは、2004年にシカゴ・ブルズとドラフト外契約でNBAに移籍し、2012年までの8シーズンを合計3チームでプレイ。ブルズに在籍した5シーズンではシックスマンとして活躍し、11.7得点、5.0リバウンドを平均した。その後2014年にスペインのレアル・マドリードと契約すると、同シーズンにチームのユーロリーグ制覇に貢献し、2015ファイナルMVPに輝いている。
▼KGの上から豪快に叩き込む19歳のノシオーニ
また国際試合では、アルゼンチン黄金時代の一人として、マヌ・ジノビリやルイス・スコラらと共に長年にわたり代表チームを牽引。2004年のアテネ五輪では、準決勝でチームUSAを撃破、そしてアルゼンチンバスケ史上初のオリンピック金メダル獲得に大貢献した。
▼アテネ五輪アルゼンチン vs USA
参考記事:「FIBA」