3on3のプロリーグ「BIG3」が開幕、アイバーソンも出場
現地25日、新リーグ「BIG3」の開幕戦がニューヨークのバークレイズセンターで行われた。
「BIG3」はラッパーのアイス・キューブが中心になって立ち上げた3on3のプロバスケットボールリーグで、アレン・アイバーソンやジェイソン・ウィリアムズ、マイク・ビビー、ブライアン・スカラブリニなど元NBAのビッグネームが多数参加。合計8チームが10週間のシーズンを争い、試合の形式はハーフコートの3対3で、2点差以上を付けて60点先取したチームの勝利となる。
▼BIG3の基本的なルール
- ホームチームのボールで試合開始(ジャンプボールなし)
- 60点先取(2点差を付けるのが条件)
- どちらかのチームが30点に達したらハーフタイム
- 14秒ショットクロック
- 通常の2ポイント/3ポイントに加えて4点サークルがある(サークル内に片足を入れれば4点ショットとみなされる)
- シューティングファウルはどの位置でもフリースロー1本。ただし2ポイントの場合フリースロー1本で2点、3ポイントは3点、4ポイントは4点となる
- テクニカルファウルを犯した場合は、相手チームに2点のフリースロー1本とポゼッション。テクニカルファウル2回目以降は2点のフリースロー2本とポゼッションが与えられる
- ディフェンスリバウンドを確保した際は、オフェンスを始める前に3ポイントラインの外までボールをクリアしなければならない(ただしスティールやエアボールの場合はクリアする必要なし)
この日の開幕戦では、アイバーソンが3’sカンパニーの選手兼コーチとして9分出場。FG6本中1本成功の2得点に終わったものの、ミドルレンジからジャンプショットを決めた際には大歓声が上がった。
▼再びコートに立つAIを見られるのは感激!
▼THE ANSWER対ホワイト・マンバ
この日は合計で4試合が行われ、スリー・ヘディッド・モンスター、パワー、3’Sカンパニー、トリロジーの4チームが勝利。ラシャード・ルイス(スリー・ヘディッド・モンスター)が27得点、アル・ハリントン(トリロジー)が25得点、リッキー・デイビス(ゴースト・ボーラーズ)が23得点、ジャーメイン・オニール(トライ・ステイト)が18得点と、懐かしい面々が活躍した。
▼元ウィザーズのデショーン・スティーブンソンは決勝スリー
スリー・ヘディッド・モンスターで副キャプテンを務めるホワイト・チョコレートことジェイソン・ウィリアムズは、第1試合でひざを負傷して途中退場。同チームHCのゲイリー・ペイトンは試合後、ウィリアムズの怪我について、2週間後に復帰できるだろうと語った。
▼ジェイムス・ハーデン、アイス・キューブ、ルー・ウィリアムズ、ジェイレン・ローズ
▼ネッツに移籍したディアンジェロ・ラッセルもチームメイトと観戦に
BIG3の試合は今後1週間に1度開催され、10週間後の現地8月26日にラスベガスでチャンピオンシップゲームが行われる予定だ。
▼BIG3のオフィシャルテーマソング by ICE CUBE
参考記事:「USA Today」