ウィザーズのブラッドリー・ビールが2試合連続で50得点超えを達成
前日の試合で自己ベスト53得点を記録したばかりだったワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールが現地24日、キャピタル・ワン・アリーナで行われたミルウォーキー・バックス戦で55得点をマーク。
試合には敗れたものの、2試合連続でキャリアハイを更新し、首位チームをギリギリまで追い詰めた。
この日のビールは、41分の出場で33本中19本のショットに成功。特に終盤での活躍ぶりが凄まじく、第4Qだけでピリオド22得点を獲得して、残り5分40秒での12点ビハインドから試合をオーバータイムに持ち込んだ。
2試合連続での50得点超えはウィザーズ史上初。リーグ全体でも、3ポイントラインが導入された1979年以降では、バーナード・キング、マイケル・ジョーダン、アントワン・ジェイミソン、アレン・アイバーソン、コービー・ブライアント、ジェイムス・ハーデン、デビン・ブッカーの7選手しか達成していなかった快挙だ。
またビールにとってはキャリア3回目の50点ゲームであり、球団歴代最多のギルバート・アリーナスに並んだ。なお2夜連続試合(バック・トゥ・バック)での連続50点超えは、2007年3月のコービー・ブライアント以来初となる。
勝利したバックスは、クリス・ミドルトンが40得点、エリック・ブレッドソーが23得点/10アシストをマーク。ヤニス・アデトクンボが第4Q残り1分30秒にファウルアウトしたため、延長戦をエース抜きで戦うこととなったが、OTではミドルトンが9得点をあげて正念場でのチームを引っ張った。
▼同点で迎えたOT残り31秒には決勝弾となるクラッチスリー
敗れたウィザーズはビールの他、シャバズ・ネイピアーがベンチから27得点を記録。アデトクンボとマッチアップした八村塁は12得点をあげた。
現在ウィザーズは20勝36敗で、8位のオーランド・マジックから4.5ゲームビハインドと厳しい状況。今季のビールは9試合で40得点以上を記録しているが、ウィザーズはそれらの試合で1勝8敗となっている。
ボックススコア:「NBA」