カルーソが古巣初凱旋、ブルズはウイングトリオの91得点でレイカーズに圧勝
NBAでは現地15日、シカゴ・ブルズとロサンゼルス・レイカーズがステイプルズセンターで対戦。第1中盤から最後までリードを維持したブルズが121-103でレイカーズを撃破し、今季成績をイースト2位タイの10勝4敗とした。
バック・トゥ・バックながら敵地で圧勝を収めたブルズは、ザック・ラビーン、デマー・デローザン、ロンゾ・ボールのトリオが合計91得点で大活躍。デローザンがシーズンハイ38得点をあげた他、ラビーンが26得点、ロンゾが10本中7本のスリー成功から27得点、8アシスト、7リバウンドをマークした。
▼ブルズハイライト
デマー・デローザン
現在ブルズは、オールスターのニコラ・ブーチェビッチが安全衛生プロトコルにより11月11日からチームを離脱しているが、その間にアウェイ3連戦で2勝1敗と健闘中。
特に新加入のデローザンが、3Pやスコアリングを含めた総合的な面でキャリア最高のシーズンを送っており、開幕14試合で26.9得点、4.1アシスト、スリー成功率37.1%を平均している。
この日の試合でも、得意のミッドレンジだけでなく、第3Q終了間際には10年前のデリック・ローズを彷彿させるアスレチックなダブルクラッチを決めた。
なお今季のデローザンは、第4Qの得点でリーグダントツ首位となる105得点を記録している。
▼今季の第4Q得点ランキング
- デマー・デローザン(ブルズ):105点
- コール・アンソニー(マジック):89点
- タイラー・ヒーロー(ヒート):88点
- フレッド・バンブリート(ラプターズ):81点
- ザック・ラビーン(ブルズ):81点
カルーソの古巣初凱旋
同日の試合は、2017年のNBAデビューから4シーズンをレイカーズで過ごしたアレックス・カルーソにとって初の古巣凱旋。第1Q最初のタイムアウトにはカルーソのトリビュートビデオが上映され、満員のステイプルズセンターから大歓声が巻き起こった。
この日のカルーソは先発出場で無得点に終わるも、6リバウンド、5アシスト、2スティールをマークと、スコアリング以外ではいつも通り活躍。+/-では34分の出場で+28点を記録している。
敗れたレイカーズ(8勝7敗)は、復帰2試合目のテイレン・ホートン・タッカーが自己最多の28得点、ラッセル・ウェストブルックが25得点をマーク。アンソニー・デイビスは28分の出場で20得点を獲得するも、第3Q終盤に2度目のテクニカルファウルをコールされて途中退場となった。
ボックススコア:「NBA」