カーメロ・アンソニー、通算得点でオラジュワンを抜いて歴代11位に浮上
2年前にカーメロ・アンソニーがヒューストン・ロケッツから切られた時は、「このままNBAからフェイドアウトしてしまうかも…」と寂しく思ったもの。だが今では、すっかり元スーパースターのエゴを捨て去り、ポートランド・トレイルブレイザーズのロールプレイヤーとして活躍の場を見出している。
アンソニーは現地13日、ターゲットセンターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズとの試合で、ベンチからチーム最多の26得点をマーク。キャリア通算得点でアキーム・オラジュワンを追い抜き、NBA歴代11位に浮上した。
▼通算得点ランキング8位~15位
プレイヤー | 通算得点 | |
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8 | シャキール・オニール | 28596 |
9 | モーゼス・マローン | 27409 |
10 | エルビン・ヘイズ | 27313 |
11 | カーメロ・アンソニー | 26955 |
12 | アキーム・オラジュワン | 26946 |
13 | オスカー・ロバートソン | 26710 |
14 | ドミニク・ウィルキンス | 26668 |
15 | ティム・ダンカン | 26496 |
アンソニーは試合後、自身のTwitterを更新。レジェンドのオラジュワンを通算得点で追い抜いたことについて、「どんな記録であれ、アキームのような偉大な選手と並べるのは光栄なことだ。僕はまだ現役、今もハッピー」と気持ちを綴った。
今シーズンのアンソニーはオラジュワンの他にも、ティム・ダンカンやドミニク・ウィルキンス、オスカー・ロバートソンらバスケットボール殿堂入りのレジェンドたちをキャリア通算得点で超えた。現地3月14日の時点で、10位のエルビン・ヘイズとの差はわずか342点だ。
アンソニーが今季中にヘイズを抜いて、歴代トップ10入りする可能性は高い。
ボックススコア:「NBA」