キャブスがカンファレンスセミファイナル進出
クリーブランド・キャバリアーズが現地23日、バンカーズ・ライフ・フィールドハウスで行われたインディアナ・ペイサーズとのイースタンカンファレンス第1ラウンド第4戦に106-102で勝利。シリーズスウィープを達成し、カンファレンス・セミファイナルへの進出を決めた。
第4戦は、キャブスの13点リードで迎えた第4Q残り9分30秒から、ペイサーズが19-4のランで猛反撃を仕掛けて、残り1分30秒で逆転に成功。オールスターブレイクあたりから、最終ピリオドに二桁点差を失って接戦に持ち込まれるパターンが定番となっているキャブスだが、次のポゼッションでレブロン・ジェイムスがプルアップ・スリーを沈めてすぐにリードを奪い返すと、そこから終了のブザーまでペイサーズを無得点に抑え、シリーズを終わらせた。
キャブスは、レブロン・ジェイムスがゲームハイの33得点、10リバウンドを記録。この日の試合でプレーオフキャリア通算2015本目のフィールドゴールを決め、コービー・ブライアントを抜いて歴代4位となった。
他には、カイリー・アービングが28得点、ケビン・ラブが16リバウンドと、ビッグスリーがそれぞれの形で勝利に貢献。セカンドユニットのプレイメーカーとしてようやくチームにフィットし始めたデロン・ウィリアムズは、4本中4本のFGを成功させて14得点をあげている。
▼レブロン
今季ポストシーズンで最初の脱落チームとなったペイサーズは、ランス・スティーブンソンがチームハイの22得点、マイルズ・ターナーが20得点、ポール・ジョージとジェフ・ティーグがそれぞれ15得点を記録。スウィープ負けという形に終わったが、シリーズの合計得失点差はわずか16点で、王者相手に4試合とも善戦した。
レブロンはスウィープ数で歴代1位に
今回のシリーズで、レブロンはキャリア10回目のスウィープを達成。ティム・ダンカンを追い抜き、プレーオフのシリーズスウィープ数で歴代最多記録保持者となった。
レブロンはこれまでに第1ラウンドシリーズで敗退したことがなく、2006年のプレーオフデビューから通算12-0。また2012年(ニックスとの第4戦)以降は第1ラウンドの試合で無敗を維持しており、現在21連勝中となっている。
ボックススコア:「NBA」