セルティックスがスウィープで第1ラウンド突破
今季一番乗りで第1ラウンド突破だ。
ボストン・セルティックスが現地21日、バンカーズライフ・フィールドハウスで行われたインディアナ・ペイサーズとのファーストラウンド第4戦に110-106で勝利。シリーズを4勝0敗でスウィープし、3年連続でのイーストセミファイナル進出を決めた。
この日のセルティックスは、ゴードン・ヘイワードが20得点、ジェイソン・テイタムとマーカス・モリスがそれぞれ18得点をマーク。第4Q残り7分の時点で2点ビハインドに陥っていたセルティックスだが、そこからヘイワードやモリス、テイタムらがステップアップして27-15のランを展開し、残り時間30秒でリードを二桁に広げて勝利を確実にする。
セルティックスは他に、カイリー・アービングとアル・ホーフォードがそれぞれ14得点を獲得。シーズン敗退となったペイサーズはボーヤン・ボグダノビッチが22得点、タイリーク・エバンスが21得点で奮闘した。
4-0のスウィープという形で幕を閉じたセルティックスとペイサーズの2019イースト第1ラウンドだが、決してワンサイドなシリーズではなく、ペイサーズはエース不在の中で大健闘した方だと思う。
シリーズ4試合中3試合が第4Q残り5分で5点差以内の接戦。勝敗を分けたのはクラッチタイムでの得点力で、苦しい時間帯にドリブルから1on1で状況打破できるショットクリエイターがペイサーズにいないことが響いた。ビクター・オラディポの怪我が本当に悔やまれる。
なお今オフのペイサーズは、ボーヤン・ボグダノビッチ、サディウス・ヤング、ダレン・コリソン、タイリーク・エバンスら今季チームのキーローテーションだった選手の多くが制限なしのFA。またシックスマン賞候補にあがる躍進を見せたドマンタス・サボニスも4年延長契約の対象選手となる。今夏ペイサーズは課題が山積みだ。
ボックススコア:「NBA」