アル・ホーフォードがPO自己最多の30得点、第4Qにはヤニスをポスタライズ
NBAでは現地9日、イースト2位シードのボストン・セルティックスと3位のミルウォーキー・バックスが、ファイサーブ・フォーラムで2022カンファレンス準決勝第4戦を対戦。ロードチームのセルティックスが116-108でバックスを下し、シリーズを2勝2敗のイーブンに持ち込んだ。
第4戦でのMVPは、セルティックスの大ベテランビッグのアル・ホーフォード。先発センターとして42分出場し、FG14本中11本成功からプレイオフ自己ベストの30得点をマーク。特に第4Qにはノーミスからピリオド16得点をあげ、トレイルしていたセルティックスに流れを呼び寄せた。
▼スリー5本成功させつつ、終盤にはヤニスの上からカウント・ワンスローのダンクを叩き込む超ファインプレイ
ホーフォード
2016年から2019年の3シーズンにわたり、セルティックスの守備アンカーとして活躍したホーフォードは、2019年オフにフィラデルフィア・76ersに移籍。シクサーズでは上手くフィットできず、わずか1年でオクラホマシティ・サンダーへとトレード放出され、サンダーに在籍した2020-21シーズンは28試合の出場に終わった。
そして2021年のオフシーズンに、ケンバ・ウォーカーとのスワップで再びセルティックスに加入。35歳でとっくに全盛期を過ぎたかに思われたホーフォードだが、今季ポストシーズンでは自身のキャリアプレイオフで2013年以来最多となる15.9得点を平均と、見事なカムバックを見せている。
第4戦でのセルティックスはホーフォードの他、第3戦で絶不調だったジェイソン・テイタムが30得点をマーク。マーカス・スマートとジェイレン・ブラウンがそれぞれ18得点で勝利に貢献している。
敗れたバックスは、ヤニス・アデトクンボが34得点/18リバウンド/5アシストで奮闘。上々のボックススコア・スタッツを記録したものの、スリー4本すべてに失敗しフリースロー11本中6本と、シューティングで精彩を欠いていた。
2022カンファレンス準決勝
今季のセミファイナルシリーズでは、それぞれ4試合を終えた時点で、4シリーズ中3シリーズが2勝2敗のイーブン(ウォリアーズ対グリズリーズが3勝1敗)。とにかく熱戦を楽しみたいニュートラルなNBAファンとしては、最高の展開となっている。
ボックススコア:「NBA」