ベインズが自己ベスト21得点、セルティックス10連勝達成
ボストン・セルティックスが現地8日、本拠地TDガーデンで行われた試合で、因縁のライバルであるロサンゼルス・レイカーズに107-96で勝利。連勝を10に更新し、リーグ一番乗りで今季10勝目をあげた。
大黒柱のアル・ホーフォードが脳震盪で欠場し、さらに先発フォワードのジェイソン・テイタムが足首負傷で途中退場と、厳しい状況で試合を戦うこととなったこの日のセルティックスは、センターのアーロン・べインズがオフェンスリバウンドやスコアリングでステップアップし、23分の出場で21得点、8リバウンドをマーク。第2Q序盤の21点リードからレイカーズの猛反撃をくらい、第4Qで1ゴール差の大接戦に持ち込まれたが、終盤のクラッチタイムではカイリー・アービングやマーカス・スマートらガード陣がショットを沈めつつ、ラスト5分間でレイカーズのフィールドゴール成功をわずか1本に抑える好守備を展開し、キープレイヤー不在の中で10連勝を達成した。
▼べインズはキャリア3度目の20点超え
セルティックス(10勝2敗)はべインズの他、アービングが19得点、マーカス・モリスが18得点をマーク。マーカス・スマートは守備とプレイメイクで活躍して9得点/6アシスト、ベンチ出場の新人ダニエル・テイスはハッスルプレイでチームを盛り上げながら、8得点/5リバウンド/3ブロックで勝利に貢献した。
▼スマートのブロック
今季12試合で、セルティックスの失点が100点を超えたのは、開幕2試合のバック・トゥ・バック(キャブス、バックス)と現地6日のホークス戦の3試合のみ。シーズン開幕前は、エイブリー・ブラッドリーとジェイ・クラウダーの放出で守りがやや弱体化するかとも思われたが、メンバー全員がティップオフから終了のブザーまで全力で守備に取り組んでおり、今のところリーグ首位のディフェンスを維持している。
敗れたレイカーズ(5勝6敗)は、ブランドン・イングラムとジョーダン・クラークソンがそれぞれ18得点、ジュリアス・ランドルが16得点、12リバウンドのダブルダブルを記録した。
ボックススコア:「NBA」