セルティックスがバックスとの延長戦を制してシリーズ先勝
イースト2位シードのボストン・セルティックスが現地15日、本拠地TDガーデンで行なわれた7位ミルウォーキー・バックスとの第1ラウンド初戦に113-107で勝利した。
この日の第1戦は、レギュレーションのラスト10秒間で奇跡的な展開となった。セルティックスの3点リードで迎えた第4Q残り10秒、バックスはマルコム・ブログドンがアデトクンボのパスから同点のスリーを沈めるも、続くポゼッションでテリー・ロジアーが残り0.5秒にクロスオーバーからのステップバックスリーを成功させ、再びセルティックスがリードを奪取。ロジアーのショットで勝負ありかと思われたが、バックスはタイムアウト明けのインバウンズパスからクリス・ミドルトンが終了のブザーと同時にクイックリリースでロングスリーを決め、試合をオーバータイムに持ち込む。
▼ロジアー!!
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OTも一進一退の攻防が繰り広げられ、残り3分でバックスが1点差を奪うが、そこからセルティックスはアル・ホーフォードのフリースローとジェイソン・テイタムのリバースレイアップで4連続得点をあげて逆転。その後もバックスのフィールドゴール成功を0本に抑えつつ、終盤のファウルゲームではロジアーがしっかりとフリースローを決めて、最後までリードを維持した。
▼テイタムのクラッチレイアップ
https://twitter.com/_MarcusD2_/status/985605953444868097
セルティックスは、ホーフォードが24得点、12リバウンド、4アシスト、3ブロックのオールラウンドな活躍を見せた他、勝負所で何本もスリーを決めたロジアーが23得点、マーカス・モリスが21得点、ジェイレン・ブラウンが20得点と、4選手が20点超え。プレイオフデビューとなった新人のテイタムは19得点、10リバウンドのダブルダブルを記録している。
惜しくも敗れたバックスは、ヤニス・アデトクンボが35得点、13リバウンド、7アシスト、クリス・ミドルトンが31得点を獲得。試合を通してターンオーバーやファウルなどミスが多く、第4Q残り5分を切ったところで10点ビハインドに陥ったが、アデトクンボをセンターに置くスモールラインアップで猛反撃を仕掛けて終盤の大接戦に持ち込んだ。
セルティックスとバックスのシリーズ第2戦は、現地17日にボストンで行われる。
ボックススコア:「NBA」