ステファン・カリー、キャリア最多タイのスリー11本成功で51得点
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが現地3日、ベライゾン・センターで行われたワシントン・ウィザーズ戦で自己最多記録タイとなる16本中11本のスリーポイントに成功。51得点をマークして、チームを134-121での勝利に導いた。
1月31日のニックス戦でFG成功率29%の13得点と精彩を欠いていたカリーだが、3日のウィザーズ戦では開始直後からゾーンに入り大爆発。第1Qの12分間だけで7本のスリーを含む10本中9本のフィールドゴールを沈め、25得点を獲得した。カリーが1ピリオドで20点以上を挙げるのは、これで今季7回目となる。
▼カリー、51得点
カリーのシューティングで完全に出鼻を挫かれたウィザーズだが、14点ビハインドで迎えた後半最初の4分間で19-7のランを展開し、2点差にまで追い上げる猛反撃をみせる。
しかし第3Q中盤にジョン・ウォールが4ファウルでベンチに下がったのをきっかけに、ウォリアーズは再び主導権を取り戻し、クォーター終了までに点差を二桁に拡大。続く第4Qはショーン・リビングストンの奮闘で序盤にリードを維持すると、クラッチタイムにはスプラッシュブラザーズがテイクオーバーし、最後まで食い下がるウィザーズを振り切って今季45勝目を手にした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 43 | 31 | 29 | 31 | 134 |
WAS | 28 | 32 | 32 | 29 | 121 |
ウォリアーズは、カリーの50点ゲームの他、ドレイモンド・グリーンが12得点、12アシスト、10リバウンド、5ブロックのオールラウンドパフォーマンスで今季10回目となるトリプルダブルを獲得。クレイ・トンプソンは6本のスリーを沈めて24得点を記録している。
PG対決
この日は、カリーとウォールが壮絶なポイントガードバトルを展開。カリーの51得点に対して、ウォールはシーズンハイの41得点、10アシスト、FG成功率68%をマークする大活躍をみせた。
シーズン3P成功数
今季のカリーはぶっ壊れている。45.8%の成功率で1試合平均4.9本のスリーを決めており、47試合ですでにシーズン通算232本のスリーを記録。昨季に自らが樹立したNBA3P記録(286本)を遥かに上回る勢いだ。
▼歴代トップシューターのシーズン3P成功数
(縦:成功数、横:試合数)
▼カリーのシーズンショットチャート
(2月3日)
これで8連勝を達成したウォリアーズは、今季成績を45勝4敗に更新。次は現地6日にホームでオクラホマシティー・サンダーを迎え撃つ。
ボックススコア:「NBA」