ドワイト・ハワードが古巣初凱旋で20/20
アトランタ・ホークスが現地2日、トヨタセンターで行われたヒューストン・ロケッツ戦で、終盤の大量得点差を跳ね返して逆転勝利。ガードのティム・ハーダウェイJr.がキャリアハイの33得点で大活躍した。
移籍後初の古巣凱旋となったドワイト・ハワードは、序盤からダンクを連発するパワフルなプレーを見せ、最終的に24得点、23リバウンドの20/20ダブルダブルをマーク。試合前の選手紹介からブーイングを浴びせられたが、第1Qの途中でハワードのトリビュートビデオが上映されると客席から歓声が上がり、ハワードは手をあげてそれに応えた。
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第4Qには、パトリック・ビバリーがハワードに「お前は口先だけ」と挑発し、それに対してハワードがハードスクリーンで返事するシーンも…。
試合後、ハワードは古巣本拠地での好パフォーマンスについて、「リベンジとかそんなことは頭になかった」とコメント。ESPNによると、試合前にはロケッツのロッカールームを訪問して、ジェイムス・ハーデンとハグを交わしたそうだ。
「『僕の古巣初凱旋だからロケッツを負かさなければ』などという気持ちはなかったよ。ただチームとして勝利する必要があっただけだ」
– ドワイト・ハワード
この日の対戦は、後半からペースを支配したロケッツが第4Q序盤でリードを20点に広げ、このままブローアウトに終わるかと思われたが、そこからホークスはハーダウェイJr.がピリオド23得点でテイクオーバーし、怒涛の猛反撃を展開。30-9のランで一気に追い上げ、残り時間2分25秒で逆転すると、そのまま最後までリードを維持して逃げ切った。
▼ホークスの大逆転劇
敗れたロケッツは、ハーデンが41得点/8リバウンド/8アシスト/4スティール、クリント・カペラが22得点を記録。チーム全体で51本のスリーを放ち、そのうちの38本に失敗した。
ボックススコア:「NBA」