デマーカス・カズンズがホーネッツ戦で56得点!!2試合連続でキャリアハイを更新
2日前のインディアナ・ペイサーズ戦でキャリアハイ48得点を記録したサクラメント・キングスのデマーカス・カズンズが、現地25日のシャーロット・ホーネッツ戦で再び爆発し、今季リーグ最多となる56得点と12リバウンドを獲得。2001年にクリス・ウェバーが打ち立てた記録(51得点)を上回り、キングスがサクラメントに移転して以降の球団新記録を達成した。
前の試合と同じく、敵陣のインサイドを徹底的にアタックしたこの日のカズンズは、46分の出場で30本中21本のフィールドゴールに成功。第4Qに14得点、第1OTに9得点とクラッチタイムでも大暴れし、スペンサー・ホーズ、マービン・ウィリアムズ、タイラー・ハンズブローのホーネッツビッグマン3選手を6ファウルの退場に追い込んだ。
ここまで圧倒的なオフェンス力を持ったビッグマンは本当に久しぶりだ。Basketball Referenceのデータによると、PF/Cポジションの選手が50点ラインを超えたのは、2005年1月のジャーメイン・オニール(55得点)以来11年ぶりとなる。
▼2000年以降の50得点超えビッグマン
プレーヤー | 得点 | |
2016/1/25 | デマーカス・カズンズ | 56 |
2005/1/4 | ジャーメイン・オニール | 55 |
2005/1/2 | アマーレ・スタウダマイアー | 50 |
2001/12/26 | ティム・ダンカン | 53 |
2001/1/5 | クリス・ウェバー | 51 |
2000/3/6 | シャキール・オニール | 61 |
2000/1/16 | クリフォード・ロビンソン | 50 |
▼カズンズ、キャリアハイ56得点
またESPNによると、2試合のスパンで合計100得点、25リバウンド以上を記録したのは、1976年のリーグ合併以降カズンズが4人目だという。
セカンドオーバータイム突入の時点で56得点を獲得し、60点の大台まであと一歩だったカズンズだが、2OT残り3分30秒のオフェンスポゼッションでこの日6つ目のファウルを取られ退場。その後キングスは残り時間11秒で2点リードを奪ったが、その直後にホーネッツのトロイ・ダニエルズに逆転決勝のスリーを決められ、129-128で1点差の惜敗を喫した。
ホーネッツは、ダニエルズが8本のスリーを沈めてキャリアハイの28得点をマーク。連勝記録を5で止められたキングスは、カズンズの他に、レイジョン・ロンドが7得点、20アシスト、10リバウンドを挙げている。
ボックススコア:「NBA」