TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
スペンサー・ディンウィディ ゲームウイナー
2022 3 19

【ハイライト】マブスのディンウィディが2試合連続でゲームウイナーに成功

スペンサー・ディンウィディ, マブス 0

1カ月前の移籍から上々なパフォーマンスを維持している8年目ガードのスペンサー・ディンウィディ。ここ2試合では連続で決勝弾に成功と、ダラス・マーベリックスの救世主となっている。

まず現地3月13日のボストン・セルティックス戦では、同点で迎えた第4Q残り9秒に、ルカ・ドンチッチのキックアウトパスからスリーポイントショットに成功。そのままマブスはディンウィディがもたらした3点リードを最後まで死守し、波に乗っていたセルティックスを95-92で下す。

▼BOS戦のクラッチタイム

さらに現地16日のブルックリン・ネッツ戦では、1点ビハインドだった試合最後のポゼッションで終了のブザーと同時にスリー成功。

セルティックス戦に続いて、この日のゲームウイナーもドンチッチがダブルチームを引き付けてからの一発で、ディンウィディにとってはキャリア初の決勝ブザービーターとなった。

ディンウィディ

マブスは今季トレードデッドラインでクリスタプス・ポルジンギスとドラフト2巡目指名権を放出し、ウィザーズからディンウィディとダービス・ベルタンスの2選手を獲得。

ポルジンギスの来季マックスサラリー(3400万ドル)をディンウィディ(1800万ドル)とベルタンス(1600万ドル)の2選手に分割したわけだが、トレード成立当初は「マブスが譲渡し過ぎ」「もっとましなオファーがあったのでは?」など否定的な意見がファンやメディアの間で殺到。マブスとしても、将来的なキャップスペースのフレキシビリティを手に入れるのがトレードの主な目的だったのは間違いなさそうだが、移籍後のディンウィディが予想を遥かに上回る活躍ぶりを見せている。

▼ディンウィディのスプリット

  • トレード前(ウィザーズ):44試合で平均12.6得点、FG成功率37.6%
  • トレード後(マブス):12試合で17.9得点、FG成功率50.0%

もう1人のトレードピースだったベルタンスは不発気味(移籍後のスリー成功率29.1%)なものの、マブスはポルジンギスのリム守備を手放す代わりに、以前から必要としていたドンチッチに次ぐ第2~3のボールハンドラー/プレイメイカーを手に入れた。

ディンウィディ加入後も、マブスのオフェンス戦略は基本的に同じ。ドンチッチとビッグマン(主にドワイト・パウエルもしくはマキシ・クレバー)のスクリーンアクションを3人のシューターで囲むスプレッド・ピック&ロールが攻撃の軸。ただ最近は3Pでラインでスポットアップする面子にディンウィディが入ることで、ボールの動きが断然良くなっている気がする。

判断力とプレイメイクに長けたディンウィディは、ドンチッチに集中して手薄となった敵守備のインサイドを的確に攻めることのできる選手。特にドンチッチが3Pラインの外でダブルチームを引き付けた場面などでは、キャッチから素早いドライブでペイントエリアをアタックし、自身もしくはチームメイトのオープンショットを生み出す。

▼こんな感じ

トレード前は、上のプレイのように、ドンチッチへのダブルチームに対して素早くカウンターを放てるアタッカー/ボールハンドラーが圧倒的に不足していたマブス。ポルジンギスとディンウィディを比較した場合、単純にプレイヤー個人の存在感やポテンシャルだけを見るとポルジンギスが上かもしれないが、ドンチッチを絶対的センターとしたチームスタイルを考えると、ディンウィディの方が理想的なフィットと言えるかもしれない。

またディンウィディは、ドンチッチのいないラインアップで司令塔を務められるバックアップPG。ドンチッチが欠場した3月5日のキングス戦では、シーズンハイ36得点の大活躍でチームを勝利に導いた。

今季1月以降は、サンズに次ぐリーグ2位の成績(26勝8敗)を記録と絶好調のマブス。すでにトップ10クラスのスーパースターであるドンチッチを中心としたオフェンスに加え、ジェイソン・キッドHC指揮下で“ディフェンス・ファースト”のアイデンティティを築きつつある。

ただ、ここからマブスが優勝候補へと進化するには、あと1ピース必要。特にリム守備とリバウンドに長けたセンターポジションの有力選手が欲しいところだ。

なお16日のネッツ戦では、ディンウィディが22得点をマークした他、ドンチッチが37得点/9リバウンド/9アシストで大活躍。今季成績をウェスト4位タイの43勝26敗とした。

一方で連勝を4で止められたネッツ(36勝34敗)は、ケビン・デュラントが23得点/10アシストのダブルダブルをマーク。前日の試合で自己ベストの60得連を叩き出したカイリー・アービングは、ニューヨークにおけるコロナウイルス規定のため引き続きホームゲームを欠場した。

ボックススコア:「NBA」

レイカーズが2日連続で球団ワースト記録、オールスター後にレブロン50点未満の試合で0勝8敗 ネッツのケビン・デュラント、観客への暴言で2万5000ドルの罰金処分

Related Posts

マブス 敗退

ブログ

スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

マキシ・クリーバー 延長契約

ブログ

マキシ・クリーバーがマブスと3年3300万ドルの延長契約へ

クリスチャン・ウッド トレード

ブログ

マブスがビッグマン補強、ドラフト26位指名権放出でセンターのクリスチャン・ウッド獲得へ

マブス ウォリアーズ 第4戦

ブログ

【ウェスト決勝第4戦】崖っぷちのマブスがホームでウォリアーズに快勝、スウィープ敗退を回避

特集

  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    2021年11月20日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5
    ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5

ランダム

  • ジャリル・オカフォー ネッツ ウェイブブルックリン・ネッツがセンターのジャリル・オカフォーをウェイブ
  • 12月23日 202212月23日に合計5選手が40得点オーバーの大活躍、4選手がインターナショナル勢
  • ジェレミー・リン ウォリアーズジェレミー・リンがウォリアーズ傘下のGリーグチームと契約へ
  • マイヤーズ・レナード 差別ヒートのマイヤーズ・レナードが差別的な発言、無期限の謹慎処分へ
  • フランツ・ワグナー 38得点マジック新人のフランツ・ワグナーが今季ルーキー最多の38得点を記録

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes