トランプ大統領「ウォリアーズへのホワイトハウス招待は取り下げる」
優勝したNBAチームのホワイトハウス表敬訪問は毎年恒例となっているが、トランプ大統領がホストを務めるはずだった今回はそれが実現しなさそうだ。
NBAでは、多くのスター選手や関係者たちがトランプ政権に反対の立場を取っている。昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズでも、ファイナルMVPのケビン・デュラントが「今のホワイトハウスにいる人物を尊敬できない」と大統領を強く批判し、8月の時点でホワイトハウス訪問を拒否する意向を表明。さらに現地9月22日に行われたウォリアーズのメディアデーでは、ステフィン・カリーが「(ホワイトハウスに)行きたくない。それが僕の信念の核だ」とコメントした。
この件に関して、ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、「チームには世界各国の選手がいて、それぞれ違う考え方を持っている。全員で話し合って決めることが重要」としていたが、どうやらその必要もなさそうだ。メディアデーの翌日、トランプ大統領自身がTwitterに「招待は取り下げ」と投稿し、ホワイトハウス側が先に手を打つ形で決着がついた。
「ホワイトハウス訪問は、チャンピョンシップチームにとって栄誉だと考えられている。ステフィン・カリーが躊躇しているようなので、招待状は取り下げることにする」
– ドナルド・トランプ大統領
「振られるくらいなら、こっちから先に振ってやれ」といった感じだろうか。
参考記事:「SB Nation」