2022年12月のNBA月間賞:エンビードとドンチッチの海外勢がプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス
NBAでは現地1月3日、2022年12月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)並びにルーキーズ・オブ・マンス(月間最優秀ルーキー)が発表された。
・イースト:ジョエル・エンビード
イースタンカンファレンスからは、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードがキャリア通算5回目となるプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス選出を果たした。
エンビードは12月に出場した13試合で月間リーグ首位の35.4得点、9.9リバウンドを平均し、76ersを9勝4敗に牽引。12月11日のシャーロット・ホーネッツ戦で今季自身2度目となる50得点ダブルダブルをマークするなど、規格外の活躍を続けた。
これでエンビードは月間最優秀選手受賞数で球団レジェンドのアレン・アイバーソンをお追い抜き、76ersの最多記録保持者となった。
・ウェスト:ルカ・ドンチッチ
ウェスタンカンファレンスからは、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。
先月のドンチッチは、15試合の出場でリーグ2位の35.1得点、9.3アシスト、8.5リバウンド、FG成功率51.9%を平均。今季MVP有力候補と呼ぶに相応しいパフォーマンスを見せつけ、12月のマブスを11勝4敗の好成績に導いた。
12月27日のニューヨーク・ニックス戦では、60得点/21リバウンド/10アシストというNBA2Kレベルのモンスタースタッツをマーク。60-20でトリプルダブルを達成したNBA史上初の選手になると同時に、1試合におけるマブスの最多得点記録を塗り替えている。
今季のドンチッチは、37試合の出場でリーグ1位の34.0得点、8.8リバウンド、8.7アシストを平均。スリー成功率で自己キャリアベストの35.5%をマークしつつ、昨季までの数少ない弱点の一つだったターンオーバーも大幅に改善と、スコアラー/プレイメイカーの両面でさらなる成長を遂げている。
なお2022年12月のルーキーズ・オブ・ザ・マンスには、イースタンカンファレンスからドラフト1位指名のパオロ・バンケロ(マジック)が初選出。ウェスタンカンファレンスでは、新人ながらスターターとしてチームの好成績に大貢献しているキーガン・マレー(キングス)が受賞した。
参考記事:「NBA」