FIBAワールドカップのパウ・ガソルが眩しすぎる
現在スペインで開催されている2014FIBAワールドカップで、開催国代表選手のパウ・ガソルが怒涛の活躍を続けている。まるでオールスター常連だった3~4年前の体に突然若返ったような、フレッシュで躍動感あふれるパフォーマンス。そのおかげもあり、スペイン代表は3戦無敗でグループAを圧倒してる。
ガソルはここまでの予選で平均23.7得点、6.7リバウンド、2.3ブロックを記録。特筆すべきは、平均出場時間26分でFG成功率65%、スリーポイント成功率50%という恐るべき効率の良さ。現時点で今大会のベストプレーヤーといって間違いない。
▼パウ・ガソル、ブラジル戦ハイライト
大会3日目の現地1日、スペインは強豪ブラジルに82-63で圧勝。ガソルはネネイやティアゴ・スプリッターなど強力なビッグマンを相手に、29分の出場時間で26得点(FG成功率73.3%!!)、9リバウンド、3ブロックをマークして、チームを勝利に導いた。
さらに初日のイラン戦では33得点、8リバウンド、3ブロックと、モンスター級のスタッツを残している。
▼ガソル、イラン戦ハイライト
もしガソルが今の調子をシーズンまで維持できれば、来季のブルズは恐ろしいチームになる…。
スペインはこれまでの3試合すべてを19点差以上の大差で勝利。アメリカと比べても試合内容的に遜色なく、むしろより安定感があるような気もする。
チームUSAは北京/ロンドン五輪の2大会でスペインに勝利しているが、果たして今回はどうだろう。恐らく今年のスペインは歴代最強、しかも完全なホームチームだ。それに対して今大会のアメリカは以前よりもレベルが落ちているとも言われている。
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Video:「FIBA/YouTube」