ヤニス・アデトクンボがプレイオフ初戦から超人ダンクを披露
今季レギュラーシーズンを席巻したミルウォーキー・バックスの勢いがプレイオフに入ってからもまったく衰えない。
バックスは現地14日、本拠地ファイサーブ・フォーラムで行われた8位デトロイト・ピストンズとのファーストラウンドシリーズ第1戦に121-86で圧勝。試合を通して1度もリードを譲ることなく、首位チームの実力を存分に見せつけた。
この日のバックスは、エースのヤニス・アデトクンボがわずか23分の出場で24得点/17リバウンドと大活躍。第3Qにはフリースローラインあたりからジャンプしてダンクを叩き込む超人プレイを決め、ホームアリーナを沸かせる。
もちろんダンク自体も凄いが、スティールからたったワンドリブルでコートを縦断してダンクに持っていける長さと機動力がありえない。
もう一つヤニスのプレイで印象的だったのは、第3Q終盤でのプルアップ・スリー。スリーポイントラインの外側にいるヤニスを完全放置しながら「打ってみろよ」とジェスチャーで挑発したアンドレ・ドラモンドに対し、それをあざ笑うかのように綺麗なスリーを沈めた。
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バックスはアデトクンボの他、ジョージ・ヒルが16得点、エリック・ブレッドソーが15得点、クリス・ミドルトンとブルック・ロペスがそれぞれ14得点を記録。合計で7選手が二桁得点をあげ、第4Qに主力を温存したまま余裕の勝利をあげた。
一方で大黒柱のブレイク・グリフィン不在だったピストンズは、ルーク・ケナードがベンチから21得点をマーク。ドラモンドは12得点/12リバウンドのダブルダブルを獲得するも、+/-で-45という散々な数字を記録し、第3Qにアデトクンボへのフレグラントファウル2で退場処分となった。
なおYahoo Sportsが関係者から得たという情報によれば、グリフィンは膝の状態がかなり悪いらしく、このまま第1ラウンドを全休する可能性が高いとのこと。バックスとピストンズの第2戦は現地17日に行われる。
ボックススコア:「NBA」