ハリバートンとフォックスの元キングスデュオが2022-23第5週の最優秀選手
NBAでは現地11月21日、2022-23シーズン第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィークが発表。昨季までチームメイトだったインディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンとサクラメント・キングスのディアロン・フォックスが、それぞれのカンファレンスから選出された。
ついにキャリア初選出を果たした3年目のハリバートンは、11月14日から20日に出場した3試合で平均21.0得点、リーグ最多タイの11.0アシストを記録。FG成功率53.2%とガード選手として極めて高い水準を維持しながら、ペイサーズを週間3勝0敗に導いた。
今シーズンのハリバートンは大ブレイクの兆しを見せており、アシストでリーグ首位の10.7本を平均中。ペイサーズからプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィークが輩出されたのは、2021年12月のドマンタス・サボニス以来約1年ぶりとなる。
通算3度目、2021年3月以来の受賞となったフォックスは、先週の3試合で25.0得点、8.0アシスト、FG成功率60%を平均し、キングスを3勝0敗に牽引。現在キングスは7連勝中で、シーズン10勝6敗(ウェスト3位)の好成績を収めている。
キングスとペイサーズ(同じく10勝6敗でイースト4位)は、2022-23シーズンNBA序盤における最大のサプライズチームと言っても過言ではない。ハリバートンとフォックスのバックコートデュオは、日の目を見ないままわずか2年で終わりを告げることとなったが、2人とも自分のチームを持つことでより一層躍動している。
2022-23第5週は他に、ブルズのデマー・デローザンが2試合でリーグ最多の34.5得点、76ersのジョエル・エンビードが2試合で32.0得点/10.0リバウンド/7.0アシストの大活躍。
ウェスタンカンファレンスでは、レイカーズのアンソニー・デイビスが34.0得点/17.0リバウンドのダブルダブルでチームを連勝に導いた他、サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが31.3得点、マブスのルカ・ドンチッチが30.0得点をそれぞれ3試合で平均と、2018年ドラフト組が奮闘した。
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参考記事:「NBA」