【質問】デロン・ウィリアムスってまだ現役PGのトップ5に入ってる?
どう思います?
ほんの4,5年前まで、デロン・ウィリアムスはクリス・ポールと並び、NBAのベストポイントガードと称されていた。確実にトップ3には入っていた。まだウィリアムスがユタ・ジャズにいた頃の話だ。しかし、ここ数シーズンでやや存在感が薄くなり、他の若手PGの陰に隠れてしまった感がある。
個人的には、今でもウィリアムスをトップ5PGに数えていいと思う。個人的な意見を言わせてもらえば:
・クリス・ポール
・デリック・ローズ
・トニー・パーカー
・ラジョン・ロンド
・デロン・ウィリアムス
が揺るぎないトップクラスだ。カイリー・アービングは、まずチームをプレイオフに導いて、リーダーシップを証明する必要がある。ステフェン・カリーは、今のところPGよりもスコアラーとしてのイメージが強いので、あえて含めない。
ラッセル・ウェストブルックとウィリアムスで迷うところだが、以下の動画をみると、ウィリアムスに軍配を挙げたくなる:
次に、各PGの昨シーズンのスタッツを見比べてみよう(ローズは2011年の成績):
※PPG=平均得点、APG=平均アシスト、FG%=フィールドゴール成功率
PPG | APG | FG% | |
C.ポール | 17 | 9.7 | 48.1% |
T.パーカー | 20.3 | 7.6 | 52.2% |
R.ロンド | 13.7 | 11.1 | 48.4% |
D.ローズ | 21.8 | 7.9 | 43.5% |
R.ウェストブルック | 23.2 | 7.4 | 43.8% |
S.カリー | 22.9 | 6.9 | 45.3% |
K.アービング | 22.5 | 5.9 | 45.2% |
D.ウィリアムス | 18.9 | 7.7 | 44% |
単純な数字を比較すると、ウィリアムスは少し見劣りする感じがする。ここで注目したいのが、シーズン前半と後半のパフォーマンスの違い。
昨季のウィリアムスは、オールスター前に16.7得点、7.6アシスト、FG成功率41.3%を平均した。それがオールスター後には、23得点、8アシスト、FG成功率48%(スリー成功率は42%)と、まるで別人のようにスタッツが跳ね上がったのだ。それに伴いネッツの勝率も、5割8分から6割2分にまで上昇している。
これがウィリアムスの本来の実力ではないだろうか。さらにこのオフシーズンに、P.ピアースとK.ガーネットの強力なフィニッシャー2人がチームに加入したことで、来季はさらなるアシストの伸びが期待できる。
どう思いますか?
Thumbnail : Mark Runyon | Basketball Schedule
スタッツ:「ESPN」