ヤコブ・パートルがハーフコートから前半ブザービーター!スパーズ移籍後で初スリー成功
ヤコブ・パートルのキャリアで最長距離からのフィールドゴールとなった。
現地11日に行われたアトランタ・ホークス戦の前半終了間際、サンアントニオ・スパーズのパートルはハーフコートショットでのブザービーターに成功。パートルが3ポイントショットを決めたのは、2018年にスパーズに加入して以降で今回が初となる。
パートルにとって、2016年のNBAデビューから6シーズンで通算3本目の3Pアテンプトであり、2本目の3P成功。キャリア初のスリーを沈めたのは、2017年12月10日のサクラメント・キングス戦だった。
なおこの日のパートルは、27分の出場で12得点、+/-で+39を記録してスパーズの勝利に貢献。トレードデッドライン当日には、スパーズがパートルと交換でホーネッツからPJ・ワシントンとドラフト1巡目指名権の獲得を模索していると報じられたが、最終的にトレードは成立しなかった。
スパーズのトレードデッドライン
現地2月10日のトレードデッドラインで予想以上に大きな動きを見せた今季スパーズ。デリック・ホワイトの放出をはじめ、再建に向けてさらなる一歩を踏み出した印象だ。
スパーズ獲得
- トーマシュ・サトランスキー
- ジョシュ・リチャードソン
- ロミオ・ラングフォード
- ゴラン・ドラギッチ
- 2022年ドラフト1巡目指名権(ラプターズ)
- 2022年ドラフト1巡目指名権(セルティックス)
- 2028年ドラフト1巡目スワップ権利(セルティックス)
スパーズ放出
- デリック・ホワイト
- サデウス・ヤング
- ドリュー・ユーバンクス
- フアンチョ・エルナンゴメス
- 2022年ドラフト2巡目指名権(ピストンズ)
ドラフト29位指名(2017年)からスターターへと成長した生え抜きのデリック・ホワイトを失ったのは残念だが、その見返りにセルティックスのドラフト1巡目指名権を獲得。これで今オフのスパーズは、自軍の1巡目(恐らくロッタリー)、セルティックス1巡目、ラプターズ1巡目と3つのドラフト1巡目指名権を保有することとなった。
セルティックスとラプターズの指名権は、このままいけばどちらも20位前後になりそうだが、アセットとしてはとても貴重。3つの指名権を放出してトレードアップするなど、今夏ドラフトでの選択肢が大きく広がったと思う。
またホワイト放出により、今季リーグ最年少新人のジョシュ・プリモが経験を積める機会も増えるはず。
ボックススコア:「NBA」