ウォリアーズ、ジャベール・マギーをトレーニングキャンプに招待
ゴールデンステイト・ウォリアーズが、FAセンターのジャベール・マギーとノンギャランティーのトレーニングキャンプ契約を結ぶ模様。ESPNのMarc Stein記者が報じている。
ケビン・デュラント契約用のキャップスペースを確保するため、センター4人のうち、アンドリュー・ボガット、フェスタス・エジーリ、マリース・スペイツの3人を手放すこととなった今オフのウォリアーズ。その後ザザ・パチュリアとデビッド・ウェストを短期契約で獲得し、すぐにフロントコートの補強に成功したものの、ゴール下を守れるリムプロテクターが不足しており、そこでマギーに目を付けたわけだ。
キャリアを通して、ファインプレーよりも珍プレーが目立つ印象のマギーだが、もともと身体能力が非常に高く、縦のリーチはリーグトップクラス。ウォリアーズが必要としているプレーヤータイプに当てはまるといえるかもしれない。心身ともに絶好調の時は、信じられないような超人プレーを見せてくれる。
▼良いマギー
その一方で、FA交渉解禁から約1ヵ月となるこの時期まで売れ残っていたのには、やはりそれなりの理由がある。ここ3シーズンは、度重なる左足の骨折に悩まされ、安定したプレータイムを稼げていない。また、健康時でもディシジョンメイキングにやや問題があり、自分をコントロールできず、チームの疲労感がどっと増すようなターンオーバーを犯してしまうこともある。
▼悪いマギー
昨季をマブスでプレーしたマギーは、34試合の出場で5.1得点、3.9リバウンドを平均。今年のオフは、トレーニングキャンプで優勝候補チームのロスター入りを目指す。今回の契約はノンギャランティーなので、ウォリアーズにとってリスクはない。
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参考記事:「ESPN」