ジミー・バトラーが右ひざ負傷で戦線離脱
今季のオールスターから再び負傷離脱者が出てしまった。
ミネソタ・ティンバーウルブズは現地24日、フォワードのジミー・バトラーがMRI検査で右ひざの半月板損傷と診断されたことを発表。治療などに関する詳細はまだ明かされていないが、Yahoo SportsのShams Charania記者によると、近日中に手術を予定しており、復帰時期は4週間から6週間後になる見込みだという。
バトラーが負傷したのは、現地23日に行われたヒューストン・ロケッツ戦の第3Q。オフェンスリバウンドの際にネネと接触したのが原因なのかわからないが、そのすぐ後に膝を抱えてフロアに倒れ込み、チームメイトに支えられながらコートを後にした。
今シーズンのバトラーは、55試合でリーグ最多の平均出場時間(37.3分)を記録しながら、22.4得点、5.5リバウンド、5.0アシストを平均。移籍からまだ1年目だが、すでに攻守でチームの要となっており、今季のウルブズは平均得失点差でバトラーがフロアにいる時間帯に+6.1点をマークしているが、バトラーがオフの時間帯は-2.6点に落ちる。
今年のオールスターゲームでは、ベンチ入りしながらも休息のため試合に出場しなかったバトラー。それほどウルブズのシーズンを優先していただけに、ブレイク明けの初戦で怪我してしまったのは残念で仕方がないが、前十字靭帯損傷のような最悪のケースではなく、残りシーズン全休を免れたのは不幸中の幸いだ。
なおウルブズは現地24日のシカゴ・ブルズ戦に122-104で快勝し、スパーズを追い抜いてウェスト3位に浮上。9位のクリッパーズから3.5ゲーム差と、まだまだ油断できないポジションではあるが、このままバトラー不在の期間を踏ん張ることができれば、2003-04シーズン以来14年ぶりとなるプレイオフ出場権を手にできる。
参考記事:「NBA」