ジョン・ウォールが踵の手術で残りシーズン全休へ
低迷中のワシントン・ウィザーズにとって絶望的な知らせだ。
ウィザーズは現地29日、オールスターのジョン・ウォールが左足の踵骨棘の手術のためチームを離脱することを発表。復帰時期が6~8か月後とされているため、ウォールはこのまま残りのシーズンを欠場することとなる。
今季のウォールは32試合の出場で20.7得点、8.7アシスト、FG成功率44.4%を平均。スタッツは安定しており、40得点ダブルダブルを記録するなど大爆発する場面もあったが、12月に入ってからは踵の痛みが影響していたのか、アグレッシブにリムを攻める頻度がやや減っていた印象だ。
▼シーズンハイゲーム
現在ウィザーズは14勝23敗でイースト11位。8位のピストンズとはわずか4ゲーム差だが、ここからエース抜きで巻き返すのはかなり厳しいだろう。
来季からはウォールの4年/1億7000万ドルの延長契約がスタートする。ウィザーズは今季ロスターのために多額のサラリー(1億3030万ドルでリーグ6位)を支払っているので、プレイオフ進出を逃すのは球団として非常に痛いが、今ウォールに無理をさせるわけにはいかない。
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」