ケビン・デュラントがふくらはぎ負傷で戦線離脱
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地9日、ケビン・デュラントが右ふくらはぎの負傷により戦線離脱することを発表。それほど深刻な怪我ではないようだが、デュラントは来週に再検査を受ける予定だとされており、ヒューストン・ロケッツとのシリーズ残り試合を欠場する見込みだという。
デュラントは現地8日にオラクルアリーナで行われたロケッツとのシリーズ第5戦の後半に負傷。ジャンプショットを決めてから守備に戻ろうとした際に右足に違和感を覚えたらしく、すぐに走るのを止めて足を引きずりながらロッカールームへと退場した。
接触プレイや着地に異常はなく、しかもデュラントが後ろから誰かに足を蹴られたようなリアクションを見せたため、TNTコメンテーターのレジー・ミラーが「コービーの時と同じだ」とアキレス腱負傷の可能性を懸念していたが、アリーナで受けた検査では右ふくらはぎの損傷と診断され、さらに翌日のMRI検査でも同じ結果が出た。比較的軽い怪我で本当に良かった…。
今季ポストシーズンのデュラントは、11試合でリーグ最多の34.2得点を平均。現在ウォリアーズはロケッツとのシリーズを3勝2敗でリードしているが、ここにきてスコアリーダーの欠場は計り知れないほどのダメージだ。
今のウォリアーズはデマーカス・カズンズの負傷離脱もあり、ただでさえロスターの層が薄かったので、スティーブ・カーHCはデュラントのプレイタイムをどう振り分け、どんなラインアップローテーションで強敵に臨むのか、その手腕が問われる。
NBA史上4球団目の3連覇達成を狙うウォリアーズにって最大の試練となりそうだ。
参考記事:「NBA」