ジュリアス・ランドルが44得点ダブルダブル、ニックス7年ぶりの5連勝
今季にキャリア初のオールスターを果たしたニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドルが現地16日、アメリカン・エアラインズ・センターで行われたダラス・マーベリックス戦で44得点、10リバウンド、7アシストの大活躍。ニックスを117-109での勝利に導いた。
これでニックスは連勝を5に更新。2014年3月以来7年ぶりの5連勝達成となる。
この日のランドルは、11本中6本のスリー、15本中7本のミッドレンジに成功と、ジャンプショットが絶好調。
NBAによると、ニックスの選手が40/10/5のスタッツを記録したのは1985年のバーナード・キング以来初だという。
ランドルの他には、2年目ガードのRJ・バレットが46分の出場で24得点をマークして勝利に貢献。特に第4Q序盤ではJJ・レディックとのミスマッチをパワープレイで攻めつつ、10連続得点をあげてチームに流れを呼び寄せた。
これで今季ニックスは30勝27敗のイースト6位。シーズン終盤で勝率5割を維持できたのは、2012-13シーズン以来8年ぶりとなる。
ニックス躍進の立役者はもちろんランドルだが(今季MIPの最有力候補?)、それに並んでトム・シボドーHCの存在も大きいはず。ニックスがここまで戦えるなんて、開幕前は誰も想像していなかっただろう。
守備面ではここ数年でずっと下位だったニックスだが、“ディフェンス戦略のスペシャリスト”として知られるシボドーHCが指揮を執る今季は、守備効率(100ポゼッションあたりの失点)でユタ・ジャズと並ぶリーグ3位の数字を記録している。
一方で敗れたマブス(30勝25敗)は、ルカ・ドンチッチが22得点、19アシスト(キャリア最多タイ)、8リバウンドで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」