ロサンゼルス・レイカーズがウェスタンカンファレンス決勝進出
ロサンゼルス・レイカーズが現地12日、ヒューストン・ロケッツとのウェスト準決勝第5戦に119-96で圧勝。ポートランド・トレイルブレイザーズとの第1ラウンドの時と同じく、第1戦黒星から4連勝をあげる形で、早々とシリーズに決着をつけた。
レイカーズがウェスタンカンファレンス・ファイナルに進出するのは、コービー・ブライアントとパウ・ガソルを中心に2連覇を達成した2010年以来10年ぶりとなる。
第5戦でのレイカーズは、レブロン・ジェイムスが29得点、11リバウンド、7アシストで大活躍。第1Q序盤からポストアップやトランジションでロケッツのインサイドを縦横無尽に突破して、試合の流れを作った。
レイカーズは、試合開始わずか9分で33-11の22点リードと、序盤から完全に主導権を掌握。第2Qに7点差まで詰め寄られる場面もあったが、すぐに点差を二桁に戻し、後半にはリードを最大で30点に広げるワンサードゲームでウェスト決勝へとコマを進めた。
レブロンの他には、カイル・クーズマが ベンチから 17得点、マーキーフ・モリスが16得点、ダニー・グリーンが14得点をマーク。アンソニー・デイビスは13得点とスコアリングが振るわなかったものの、レブロンと同様にロケッツ守備の注目を引き付けながら、ロールプレイヤーたちのオープンショットを作り出していた。
一方で敗れたロケッツは、ジェイムス・ハーデンが42分の出場で30得点と大奮闘。ただ他の選手たちが得点面であまり貢献できず、二桁得点に届いたのは、ジェフ・グリーン(13得点)とラッセル・ウェストブルック(10得点)のみに終わっている。
過去2年のプレイオフでは、ウェスト制覇こそ成らなかったものの、スーパーチームのゴールデンステイト・ウォリアーズと互角に渡り合ったロケッツ。だが今年は、準決勝でレイカーズに完敗だった。
ボックススコア:「NBA」