レイカーズ、コービーの8番と24番を永久欠番へ
ロサンゼルス・レイカーズは現地12日、元フランチャイズスターのコービー・ブライアントが現役時代に着用した「8」番と「24」番の2つの背番号を今年中に永久欠番にすることを発表した。
チームの発表によれば、コービーの永久欠番セレモニーは、現地12月18日に本拠地ステイプルズ・センターで行われるゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のハーフタイムに催される予定。レイカーズの永久欠番は球団史上10人目で、同じ球団で2つのユニフォームが掲げられるのはコービーがリーグ史上初となる。
「イタリアで育った子供の頃から、僕のユニフォームがレイカーズのスタジアムに掲げられるのをずっと夢見てきた。だけど、まさか2つになるとは想像できなかったよ」
– コービー・ブライアント
デビューから最初の10シーズンで8番を着用していたコービーは、2006年に背番号を24番に変更し、そこから引退まで10シーズンをプレイ。キャリア前半の8番時代には23.7得点を平均して3度のリーグ制覇、キャリア後半の24番時代には26.3得点を平均して2度のファイナルMVP受賞を果たした。
▼8番vs24番
8番 | 24番 | |
シーズン | 10シーズン | 10シーズン |
平均得点 | 23.7 | 26.3 |
アシスト | 4.5 | 4.9 |
MVP | – | 1(2008) |
優勝 | 3回 | 2回 |
ファイナルMVP | – | 2回 |
オールスター | 8回 | 10回 |
オールNBA1stチーム | 4回 | 7回 |
シーズン最多得点 | 2回(2003、2006) | 2回(2007、2008) |
プレイオフ得点 | 22.9 | 29.3 |
もし8番と24番のコービーが別人だったとしても、それぞれが余裕で殿堂入りできるような素晴らしい功績だ。
レイカーズでは他に、ウィルト・チェンバレン(13)、エルジン・ベイラー(22)、ゲイル・グッドリッチ(25)、マジック・ジョンソン(32)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(33)、シャキール・オニール(34)、ジェームズ・ウォージー(42)、ジェリー・ウェスト(44)、ジャマール・ウェルクス(52)の9選手が永久欠番となっている。
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」