2018年3月/4月のNBA月間賞: レブロンとデイビスが2カ月連続で最優秀選手
NBAは現地12日、2017-18シーズン3月/4月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
・イースト: レブロン・ジェイムス
イースタンカンファレンスは、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが2月に続いて再び選出。10月/11月、12月とあわせて、今季イーストのプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス5個中4個を受賞している。
レブロンは3月/4月の22試合でリーグ最多の29.6得点、9.5アシスト(イースト2位)、9.4リバウンドを平均し、キャブスを14勝8敗に牽引。その間に6回のトリプルダブル、3回の40得点ゲームを達成した他、二桁得点の連続試合記録(873試合)でマイケル・ジョーダン(866試合)を抜いて歴代1位となった。
なお今季のレブロンは、15年のキャリアで初めて82試合のシーズンフル出場を果たしている。
・ウェスト: アンソニー・デイビス
ウェスタンカンファレンスでは、ニューオリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスが、レブロンと同じく2カ月連続での受賞。ペリカンズの選手が1シーズンに複数回選出されたのは、2008-09のクリス・ポール(当時はホーネッツ)以来初で、球団史上2人目となる。
3月/4月のデイビスは、20試合の出場でリーグ3位の28.2得点、11.1リバウンド、リーグ1位の3.7ブロックを平均し、6回の30得点ダブルダブルを獲得。ペリカンズは今季最後の20試合を13勝7敗で勝ち越し、ウェスト6位シードで3年ぶりのプレイオフ進出を決めた。
今季のデイビスは、得点でリーグ2位(28.1)、リバウンドで7位(11.1)、ブロックで1位(2.6)を記録。MVPとDPOYの両方でそれなりの票を獲得できるであろう素晴らしいシーズンだった。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
3月/4月のルーキー賞は、1月、2月と同じく、今季新人王争いでデッドヒートを繰り広げているフィラデルフィア・76ersのベン・シモンズとユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルが選出。それぞれシーズン4度目の受賞だ。
シモンズは23試合で13.7得点、10.1アシスト、9.3リバウンドとトリプルダブルに近い数字を平均し、シクサーズを20勝3敗、さらに球団新記録の16連勝へと貢献。一方のミッチェルは3~4月の21試合でルーキー最多の22.8得点、4.2アシストを平均して、ジャズのプレイオフ進出に大貢献した。
Image by Erik Drost
参考記事:「NBA」