2019-20オールNBAチーム:レブロンが通算受賞数で歴代単独トップに
NBAは現地16日、2019-20シーズンのオールNBAチーム選出者15名を発表した。
1stチーム
今年の1stチームには、ヤニス・アデトクンボ、レブロン・ジェイムス、ジェイムス・ハーデン、アンソニー・デイビス、ルカ・ドンチッチの5選手が選出。レブロンとヤニスは、それぞれ1stチーム満票を獲得した。
プレイヤー | Pts | 受賞回数 | |
---|---|---|---|
F | ヤニス・アデトクンボ | 500 | 4回目 |
F | レブロン・ジェイムス | 500 | 16回目 |
G | ジェイムス・ハーデン | 474 | 7回目 |
C | アンソニー・デイビス | 455 | 4回目 |
G | ルカ・ドンチッチ | 416 | 初 |
これでレブロンは、キャリア通算のオールNBAチーム選出回数(16回)で歴代単独首位に浮上した(2位はコービー・ブライアント、ティム・ダンカン、カリーム・アブドゥル・ジャバーの15回)。
ルカ・ドンチッチはプロ2年目ながら1stチームに入る大快挙だ。
デビュー1~2年目の選手が1stチームに選出されたのは、1998-99のティム・ダンカン以来21年ぶり。また21歳以下の選手がオールNBAチームに選ばれるのは、マックス・ザスロフスキー、リック・バリー、ティム・ダンカン、レブロン、ケビン・デュラントに次いで、ドンチッチが史上6人目となる。
2ndチーム
2019-20のセカンドチームには、カワイ・レナード、ニコラ・ヨキッチ、デイミアン・リラード、クリス・ポール、パスカル・シアカム。
クリス・ポールは35歳にして、通算9回目、4年ぶりの選出を果たした。
プレイヤー | Pts | 受賞回数 | |
---|---|---|---|
F | カワイ・レナード | 372 | 4回目 |
C | ニコラ・ヨキッチ | 311 | 2回目 |
G | デイミアン・リラード | 284 | 5回目 |
G | クリス・ポール | 199 | 9回目 |
F | パスカル・シアカム | 168 | 初 |
ラプターズのエースとして躍進したパスカル・シアカムは、今季にキャリア初のオールスターとオールNBAチームの両方に輝いた。
3rdチーム
3rdチームには、ジェイソン・テイタム、ジミー・バトラー、ルディ・ゴベア、ベン・シモンズ、ラッセル・ウェストブルック。テイタムとシモンズは初選出となる。
プレイヤー | Pts | 受賞回数 | |
---|---|---|---|
F | ジェイソン・テイタム | 153 | 初 |
F | ジミー・バトラー | 147 | 3回目 |
C | ルディ・ゴベア | 110 | 3回目 |
G | ベン・シモンズ | 61 | 初 |
G | ラッセル・ウェストブルック | 56 | 9回目 |
なおバックスのクリス・ミドルトンは、合計ポイント(82)でベン・シモンズとラッセル・ウェストブルックを上回ったが、フォワードとみなされたため3rdチームから外れた。
前々から思っていたが、オールスターやオールNBAチーム選考も今の時代に合わせてポジションレスにして欲しい。
参考記事:「NBA」