2017年2月のNBA月間賞: レブロンとウェストブルックが最優秀選手、ルーキー賞はフェレル
NBAが現地3月2日、2016-17シーズン2月のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス
・EAST: レブロン・ジェイムス
イースタンカンファレンスは、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが今季2度目の選出。2月の11試合中10試合に出場して25.9得点、10.6アシスト(イースト2位)、7.2リバウンド、FG成功率63.7%を平均し、チームを9勝1敗に導いた(キャブスは月間9勝2敗)。
これでレブロンは、歴代ダントツ1位となるキャリア通算34回目のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンスを受賞。歴代2位のコービー・ブライアント(17回)のちょうど2倍の数だ。またレブロンは、2月4日のニューヨーク・ニックス戦で、史上最年少でキャリア通算2万8000得点に到達したプレイヤーとなった。
▼6日のウィザーズ戦でキャリアハイ17アシスト
・WEST: ラッセル・ウェストブルック
ウェスタンカンファレンスは、オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが2月の11試合で33.4得点(リーグ1位)、11.0リバウンド、10.0アシストのトリプルダブルを平均し、同じく今季2回目の受賞。24日のレイカーズ戦では17得点/19リバウンド/17アシストの大活躍を見せ、1989年のマジック・ジョンソン、2012年のラジョン・ロンドに次いで、過去40年間のリーグで17/17/17以上を記録した3人目の選手となった。その間にサンダーは、キャブスやグリズリーズ、ジャズら強豪を破り、7勝4敗で2月を勝ち越している。
ウェストブルックは2月だけで6回のトリプルダブルを達成し、今季のTDトータルを30回に更新。キャリア通算では、現役選手の中で最多となる67回に到達した。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
イーストのルーキー賞は、フィラデルフィア・76ersのダリオ・サリッチが初の受賞。2月の12試合中5試合で20得点以上を記録し、月間でルーキー最多の17.0得点、7.9リバウンド(ルーキー2位)を平均した。
なお今季イーストのルーキー・オブ・ザ・マンスを11月から1月まで総なめしていたチームメイトのジョエル・エンビードは、膝の怪我の悪化により、今シーズン残りを欠場することが決まっている。これで今年の新人王は誰になるのか、まったく分からなくなった。
▼ウェストはマブスのフェレル
ウェストは、1月末にダラス・マーベリックスと10日間契約を結んでブレイクしたヨギ・フェレルが選出。2月の11試合中8試合にスタメン出場して12.0得点、4.7アシストを平均し、2月3日のブレイザーズ戦では歴代ルーキー最多タイとなる9本のスリーを沈めて32得点をあげる大活躍を見せた。
▼2017年2月のNBAハイライト
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」