レナードの逆転ジャンパーでクリッパーズがロケッツに勝利
ロサンゼルス・クリッパーズは現地22日、本拠地ステイプルズ・センターでヒューストン・ロケッツと対戦。カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ルー・ウィリアムズの3選手が正念場でステップアップし、チームを122-119での勝利へと導いた。
終盤にリードチェンジを繰り返す大激闘となったこの日の試合は、1点差で迎えた第4Q残り1分57秒に、ジェイムス・ハーデンがカウント・ワンスローでステップバック・スリーに成功。
このプレイでパトリック・ビバリーを6ファウルでフロアから追い出すと、ロケッツは次のポゼッションでクリント・カペラがプットバックをねじ込み、残り1分26秒で6点リードを獲得。
このままロケッツが畳み掛けるかに見えたが、窮地に立たされたクリッパーズはルー・ウィリアムズとポール・ジョージが3連続でスリーを沈めて逆転。そこからハーデンにフリースローを2本決められ再びリードを奪い返されるも、残り15秒にはカワイ・レナードが逆転決勝点となるミドルレンジショットを沈めた。
▼これほどのビッグショットを決めても小さくガッツポーズするだけ
https://twitter.com/LAClippers/status/1198124058212102147
ESPNによると、ここ2シーズンのレナードは第4QもしくはOTラスト1分間にチームにリードをもたらすクラッチショットを合計9本決めており(プレイオフ含む)、これはリーグ最多の数字だという。
その後試合は、ラッセル・ウェストブルックが残り5秒に逆転を狙ったスリーに失敗すると、リバウンドを確保したジョージがフリースローを2本沈めてクリッパーズの3点リード。残り1.2秒で迎えたファイナルポゼッションでは、レナード、ジョージ、ジャマイカル・グリーンの3人でハーデンを囲み、ロケッツにショットを打たせなかった。
▼ラスト2分の攻防
連勝を4に伸ばしたクリッパーズ(11勝5敗)は、ウィリアムズがチーム最多の26得点、8アシストをマーク。この日のウィリアムズは前半で0得点だったが、後半だけで12本中9本のフィールドゴールを決めた。
ウィリアムズの他には、レナードが24得点、ジョージが19得点/7アシストをマークしている。
敗れたロケッツ(11勝5敗)は、ハーデンが37得点/12アシストで活躍。試合を通して徹底的にダブルチームされながらも、素晴らしいパフォーマンスを見せた。
ボックススコア:「NBA」